なんとかしたい“寝起きの口臭”は
上質な睡眠がカギ!

朝日を浴びながら清々しい目覚め……のはずが、なんだか口の中はネバネバとした違和感があるし、試しにハーッと息を吐いてみれば思わず顔をしかめるほどのニオイが! 実は寝起きの朝の口の中には細菌が充満し、悪臭の原因となっていることをご存じだろうか。ニオイに敏感なグルーメンとしてはこれを見過ごすわけにはいかない。そこで、朝の口臭の原因を歯科衛生士の細田江美子さんに聞いてみた。

 

口臭発生時ワースト3は「寝起き」「空腹時」「ストレスを感じた時」

 

「一日の中で、特に口臭がキツくなる時間というのがあります。それが『朝の起床時』『空腹時』『緊張・ストレス時』。共通しているのは、すべて唾液の分泌量が少なく口の中が乾いているということです。唾液が少ないと口腔内に細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高くなるのはもちろん、菌から発生するガスが口臭の元となります」

 

細田さんによれば、その中でも特に口臭がキツイのが朝の起床時。寝ている間は唾液の分泌量が減り、口腔内の温度と湿度が長時間一定に保たれるため、菌の繁殖に最適な環境。夜は一日の中で最も口腔内の細菌が増える時間帯なのだ。

 

上質な眠りとオーラルケアでストレスフリーに!

 

そこでオススメしたいのが、細田さんが歯科衛生士長を務める「グラントウキョウ オーラルヘルスケアステーション」と、“眠りをデザインする”ホテル「remm(レム)」がコラボした『大人の休息プラン』(1泊1名 17,700円/税込~)。プロのオーラルケアに加え、口臭発生ワースト3に入る「緊張・ストレス」を、上質な睡眠で軽減させられる特別プランだ。全室にオリジナルベッド、レインシャワー、マッサージチェアを完備するなど、眠りにとことんこだわるレム日比谷・レム秋葉原でゆっくりと休息を取り、クリニックでオーラルチェック&クリーニングを体験できる。利用者にはライオンの休息サポートサプリメント『グッスミン 酵母のちから』のトライアルパックも提供され、効率的で満足度の高い休息を後押ししてくれる。

 

歯を磨かずに寝るのは口腔内にとって”最悪”の行為

 

細田さんによれば、忙しくて歯を磨けないという時でも夜の就寝前だけは最低限磨くべきだという。そこで、口腔内の細菌を減らすにはどのようなケアが大切なのか、細田さんからのアドバイスを基にそのポイントをまとめたので、口臭対策や虫歯予防に是非役立ててほしい。

 

・歯と歯の間もきちんと磨く
歯ブラシでは届かない歯と歯の間には食べカスが溜まりやすく、そこが菌の温床となる可能性も。デンタルフロスや歯間ブラシを使って、細かいところまできちんと汚れを落とそう。

 

・口の中の潤いを保つ
キシリトールガムを噛んで唾液の分泌を促したり、こまめに水をとったりして、口の中が乾かないように注意しよう。

 

・休息をとりリラックスする
過度な緊張や疲労などでストレスが溜まるとやはり唾液の量が減り、口臭がキツくなる原因に。『大人の休息プラン』をきっかけに、しっかりと休息をとる習慣を。

 

日頃のセルフケアで口腔内を清潔に保ち、ストレスを減らせば、寝起きのイヤ~な口臭も抑えられるはず。プロのチェックと指導で正しいオーラルケアを身につけて、爽やかな朝を迎えよう。

 

 

グラントウキョウ オーラルヘルスケアステーション
東京・丸の内にある、予防メンテナンス専門の歯科クリニック。唾液や口腔内の潤いなどさまざまな数値を測定し、その結果を基に丁寧なカウンセリング、クリーニング、セルフケアのアドバイスなどが受けられる。これらの工程はすべて歯科医師や歯科衛生士が行うものの、通常の歯科医院のように麻酔の注射を打ったり歯を削ったりといった治療はしない、あくまで「自分の口を知る」ための施設。開放感のある高い天井や温かみのあるインテリアは、クリニックということを忘れてしまうほどくつろげる空間になっている。

 

 

■関連リンク
グラントウキョウ オーラルヘルスケアステーション
眠りをデザインするホテル「レム」
LIONウェルネスダイレクト「大人の休息プラン」
LIONウェルネスダイレクト「グッスミン 酵母のちから」

 

 

文/芳賀直美(OUTSIDERS Inc.)