毎日、忙しいビジネスマン。自分自身のことを後回しにしがちな健康診断や検診…。たとえ、時間がなくても検査することはとても大切なことである。そこで、そんな日々忙しく、時間がない、ビジネスマンでも手軽で自宅にいながら検査できる世界初の線虫を使ったがん一次スクリーニング「N-NOSE」を紹介しよう。必要なのは少量の尿のみ。手順は簡単で痛みがないのが魅力的だ。では、今回はキットの入手方法、使い方、手順などをわかりやすくレポしていこう。
N-NOSEとは?
では、「N-NOSE」について解説していこう。「N-NOSE」は線虫を使った世界初、全身の早期がんリスクを手軽にそして簡単に調べられるサービス。実際、どのようにがんを発見するのかというと、「がん特有の匂い」を検知するという嗅覚に優れた線虫を利用することで、既存の検査では検知が難しい、早期がんにも反応し、リスクを発見するというもの。またAIを用いた線虫の画像解析により、精度向上とがん種特定が可能となった。さらに「高精度」と「低コスト」を実現し、ステージ1の早期がんにも高精度で反応するのだ。1度で15種のがんにも対応しているので、全身を一気に網羅して調べることが可能。「N-NOSE」は忙しいビジネスマンの強い味方ということが認識できただろう。時間がなくても、自宅やオフィスで手軽に受検できる検査サービスとなっているのだ。
実はこの線虫の嗅覚分析技術は25年以上の研究により培ったもので、Natureやその姉妹紙、Science姉妹紙などの権威ある科学誌に多数取り上げられている。線虫がん検査はアメリカなど各国で再現性の報告が行われ、世界中でも認められている検査である。何より少量の尿で検査できるので、身体への負担などもほとんどないと言える。
がんリスク判定
全身15種のがんに対応。「N-NOSE」であれば5大がん検診では対応していないがん種も全身網羅的にそのリスクを調べることが可能。口腔・喉頭がん、食道がん、肺がん、乳がん、胃がん、肝臓がん、すい臓がん、胆のうがん、胆菅がん、大腸がん、腎臓がん、膀胱がん、卵巣がん、子宮がん、前立腺がんの計15種。検査ではがん種の特定はできないが、リスクが高いと判定された方は早期発見のためにもすぐに病院に相談することがおすすめだ。また年度内にはこれまでの15種から24種へ大幅拡大する新商品の発表予定もあるそうだ。
「N-NOSE」受検方法
では、「N-NOSE」の入手方法を見ていこう。公式HPからアクセスし、申し込みをすることができる。年1・2・3回という定期検査コースと1回検査コースがある。定期コースを申し込むことでうっかり検査を忘れる心配もなく、自宅に定期的に届くので、忙しい方におすすめだろう。値段も定期検査コースであれば1回15,800円と非常にリーズナブルに検査できる。もちろん、1回検査コースでも16,800円と安価。次世代のがん検査の多くは全身調べると数十万かかると言われていることから、初めからがん検診は…という方にも最初の一歩のがんリスク検査として試すのにも良いのではないだろうか。
申し込みをすると数日で手元に届く。早期発見のためには全身の早期がんを定期的に調べることが必要なので、毎年のがん検診と組み合わせて、より早期発見の確率を上げてみるのも良いのではないだろうか。どんながん検査も精度は100%ではないため、複数の検査を組み合わせることが重要なのである。
配送先は受け取りやすい自宅でも会社でも可能なので、受け取る暇がないビジネスマンでもいつでもどこでも受け取れるだろう。
「N-NOSE」使い方手順
次に「N-NOSE」検査キットの中身を見ていこう。検査キット+説明書が同封されている。まず、初めに検査キットが届いたらマイページを登録する。検体提出予約番号とアクセスキーが説明書に記載されているのでそちらを入力。
特に登録は難しいこともないので、すぐに登録が終わるだろう。
尿の提出方法に関しても説明していこう。提出方法は2つあり、
①指定の場所へ持ち込む(近くの薬局)
②自宅に取りに来てもらう(集荷)
※集荷料金は全国一律¥2,200(税込)
①の場合は指定場所へ提出する際に専用の保冷バッグに尿を入れ、採尿から4時間以内に提出を行う。②の場合は自宅に集荷に来てもらえるので、尿を凍結保存し、集荷スタッフに渡す。どちらの方法も簡単で便利だが、自分のライフスタイルや都合に合わせて提出方法は選ぶことができる。
「N-NOSE」の検査キット中身を全て並べてみた。男心をくすぐるような実験アイテムのようだ。
実際に採尿する際は食後4時間以上空けて、中間尿を採取。もしこの間に水分をとる場合は少量の水が推奨されている。ビジネスマンであれば、いつも通り出社前に朝食を食べ、昼休憩にオフィスのトイレで採尿し、尿は検体提出袋に入れてオフィスの近くの薬局へ持ち込むのが時短で手軽ではないだろうか。
「N-NOSE」尿の提出の方法
今回は先ほど説明した、尿の提出方法で手軽な①の指定の場所へ持ち込む方法を詳しく説明していこう。現在地付近の薬局へ提出できるので、提出予約する際にチェックしておくと良いだろう。まず、検査前に保冷剤を3時間ほど凍らせておくと良いだろう。その後、採尿した尿を保冷剤と一緒になった尿入れポケットへ入れていく。
そのまま、保冷剤で挟むように2つ折りにし、同じく銀色の保冷バッグに入れていく。さらに「N-NOSE」と書かれた白い提出ボックスへ入れる。
最後に検体提出袋に必要事項を記入し、シールを白い提出ボックスに貼れば完了。
あとは予約した提出場所へ提出するだけだ。これであれば、仕事の休憩時間や合間でも時間を掛けることなく、検査を行うことができる。検査結果は約4〜6週間後に事前に登録したマイページに届く。
検査結果
検査結果はA判定からE判定の5段階でマイページに届く。もしリスク高の結果が出た場合、検査後のアフターサービスが無料で利用できる。検査を受けて「リスク高」判定が出た場合でも安心して、専門スタッフが検査結果に関する疑問などを対応してくれる。他にも健康診断・人間ドックの予約代行などを行ってくれるサービスもあるので安心だろう。
いかがだっただろうか?毎日忙しいビジネスマンでも時間がなくても気軽に受けられるがんリスク検査「N-NOSE」。自宅やオフィスで簡単に受検することができることから、忙しい方こそ早く検査してもらいたい検査サービスだろう。尿を摂るだけなので、痛みがないのも嬉しいポイントだ。また早期発見につながれば、職場や日常生活への復帰が早く、治療の選択肢も増えるので、まずはぜひ気軽に試してもらいたい検査である。