体臭や汗が気になるシーズンを迎えたが、数年前に比べてニオイや汗問題に積極的に取り組んでいる男性が増えている。そこで、男たちにおなじみのギャツビーなどの人気デオドラント製品を展開するマンダムで、クールビズシーズンのビジネスシーンにおけるニオイ問題の現状や職場での対策などに関する調査を実施。気になる男と女のホンネは? まずは今のニオイの意識調査をチェックしよう。
それを踏まえて、マンダムの臭気判定士・久加亜由美さんに、さまざまなニオイ対策グッズを効果的に使うポイントや年齢別対策方法も聞いてみた。ニオイのムレムレが気になるこの季節、ぜひ役立ててニオイ対策に役立ててみてはいかがだろうか。
気になるニオイに関する男と女のホンネはこれだ!
Q.クールビズシーズンに気になることは何ですか?
1位 ニオイ(体臭)
2位 汗をかく
3位 汗ジミができる
2014年に同様の調査を実施した際は、1位「汗をかく」、2位「ニオイ(体臭)」という結果だったが、2017年の調査では1位と2位が逆転し、「汗をかく」という自身の不快感よりも、周囲の不快感にもなりうる「ニオイ(体臭)」を気にする人が増えた結果に。働き盛りの男も女も、ニオイに対する意識が以前に比べ随分高くなったようだ。
Q.職場で「嫌だ」と感じるニオイは?
1位 体臭
2位 口臭
3位 タバコのニオイ
さまざまなニオイが存在するビジネスシーンの中で特に「嫌だ」と感じるニオイの1位は「体臭」。続いて「口臭」「タバコのニオイ」という結果に。
自分や他人のニオイが気になって「仕事に集中できない」「気分が悪くなった」「商談中に気になった」など仕事に影響を及ぼすことも多くあるよう。
【調査概要】
時期 2017年5月
エリア 東京、大坂
対象 25〜49歳の働く男女1,028名(男性525名、女性503名)
方法 インターネット調査
臭気判定士が教えるデオドラント製品の効果的な使い方
「スメルハラスメント」の認知も年々上がってきている昨今、自身のニオイが他人に不快感を与えないようにケアをするのは大人の常識だ。そこでニオイのプロである臭気判定士にデオドラント製品について聞いてみた。
使うタイミングは「汗をかいてから」ではなく「汗をかく前」に!
デオドラント剤の効果をより高くするには、まず"汗をかいてから"ではなく"汗をかく前"に使用することが大切なので、そこを間違えないようにしましょう。
タイミングは体を清潔にした入浴後や外出前がベスト。
ただそうは言っても、日中仕事で外出したときには汗をかいて次のミーティングにそのまま出たくないもの。
そんな夏の暑い日に汗をかいて気になるときには、ボディペーパーで一度汗を拭き取ってから、もう一度デオドラント剤をつけて対策すると良いでしょう。
ロールオン、スティック、スプレーなど、部位別・タイプ別に最適なものを選ぼう
ケアする部位に合わせて最適なデオドラント製品を選ぶこともニオイ対策には大事なポイントになります。ワキは汗が多く出る部位になるので、密着力の高いロールオンやスティックタイプが適しています。
手の届きにくい背中には、広範囲に使いやすいスプレータイプやウォータータイプが使いやすく便利です。
気になる足のニオイ対策には、足の指と指の間や爪の周りに塗りやすく、また汗に強い足用のクリームが最適です。
年齢によって違う、ニオイ対策のポイントはこれだ!
また、気をつけていただきたい部位は年代によっても変わります。
10代~20代のヤング男性は「ワキ(すっぱい汗臭)」、30代~40代のミドル男性は「頭部(ミドル脂臭)」、50歳代以降では「胸や背中の体幹(加齢臭)」です。
ワキや頭部のニオイはいずれも汗と肌上の殺菌が原因なので、殺菌成分が入った製品が効果的です。一方、加齢臭は皮脂の酸化が原因ですので、殺菌成分だけではなく消臭成分が入ったデオドラント製品が効果的。
おすすめデオドラント製品
ギャツビー(GATSBY)
アイスデオドラントスプレー アイスシトラス (医薬部外品)/マンダム
制汗成分と殺菌成分が肌にすき間なく密着し、ニオイの原因となる汗と菌を抑制し防臭します。清涼感のあるシトラス系の香り。
ギャツビー(GATSBY)
スポットデオドラント ロールオン 無香料 (医薬部外品)/マンダム
男のニオイの元に直接塗りこんで効く! 汗成分が汗の出口にフタをして、ニオイの原因となる汗を長時間抑えます。汗で流れにくい高密着・速乾タイプ。
ギャツビー(GATSBY)
スポットデオドラント フットジェル 無香料 (医薬部外品)/マンダム
足のニオイの元に直接塗りこむスポットタイプのデオドラント剤。ダブルの殺菌成分配合で、ニオイの原因菌を殺菌し長時間防臭。ダイレクトノズルで手を汚さず、足指の間に直接塗りこめる便利なデザイン。
お話を伺ったのはこの方
久加亜由美さん
(株)マンダム 基盤研究所 臭気判定士。
マンダムでは男性体臭研究を生かした「においケア検定」(個人向け)や「においケアセミナー」(企業向け)をスタート。
撮影/松島徹
取材・文/有住美慧