GROOMEN読者の皆さま、こんにちは。依然落ち着かない日々が続いていますが、お変わりありませんでしょうか?最近はリモートワークや外出自粛によっていわゆる「おうち時間」が増えており、ゆっくりと身体を休めたり普段は出来なかった片付けや読書をするなど、この機会を前向きにとらえて過ごしているという方も多いとのこと。そんな今だからこそ是非オススメしたいのが自分メンテナンスです。
基本的に男性美容といえば、まずは洗顔をきちんとすることであったり、ケアといっても手早くサッとできることがメインになりがちですが、おうち時間が長い今こそじっくりと自分に向き合ってメンテナンスができる絶好のタイミング。
少し立ち止まって顔や身体を見てみると、疲れた肌や乾燥したひじ・かかとなどが目に付いた方はいませんか?この機会に、普段は行き届かなかった細かな部分にまで目を向けていきたいですね。
そこで今月の連載第35回目では、いまやメンズスキンケアのメジャーブランドとなった「バルクオム」のラインナップから、おうち時間の自分メンテナンスにぴったりなフェイスマスクとボディトリートメントの2アイテムをご紹介いたします。
BULK HOMME(バルクオム)
左:ザ フェイスマスク(美容液マスク)33mL 5枚セット 4,400円(税込)
右:ザ ボディトリートメント 250g 4,400円(税込)
まずは時間がある今だからこそトライしていただきたいのがフェイスマスク。
毎日スキンケアをしていても所々は乾燥したり、日々紫外線による気付かないダメージや疲れが蓄積したりしているものなのでこの機会にスペシャルケアを。
フェイスマスクと聞くと女性がするものというイメージが強いかもしれませんが、しっかりと肌を潤して整えてくれるので即効性は抜群。バルクオムの美容効果を集中的に実感できるように、同社の化粧水と比較して3倍濃縮の美容成分がこのマスク1枚に配合されているというので、期待が高まります。
では早速使用感のレポートを!と思いましたが、その前にまずは洗顔をしてタオルで軽く水分を拭き取り、清潔な肌に使用するという順番をお忘れなく。基本ですが、美容液の浸透を促しフェイスマスクの効果を十分に引き出すためにも、重要なポイントです。
一般的な女性用マスクのパッケージよりも一回り程度大きな印象。開けてみると…中にはたっぷりの美容液に浸されたフェイスマスクが。
しっかり美容液を吸った重量感のあるフェイスマスクは折り畳まれた状態。これを広げて顔に乗せる準備をしていきます。
使い慣れていない方だとちょっと焦ってしまいそうですが、ゆっくりと丁寧に展開していくことが上手く使うコツですのでここはじっくりと。
このようにきちんと展開したら、ゆっくりとマスクを顔に乗せて中心の目、鼻、口の位置をきちんと合わせます。次に目元は下まぶたに折り返して、額や頬の外側、あごの下などは丁寧に切れ込みを重ねてしっかりと顔のかたちに沿って密着させてください。あとは、15分から20分程度そのまま待つだけ。
このフェイスマスクのこだわりは、高い保水機能や浸透力を追求した独自処方の美容成分はもちろん、オリジナルのマスクシートにも。その形状や顔を包み込む大きめのサイズなど、男女兼用ではなく「男性用」として開発されており、使用感の良さに繋がっています。
フェイスマスクを顔に乗せている間も滴るほど美容液がたっぷりなので、それを手で伸ばしてあごの下や首からデコルテくらいまでしっかりと潤したり、余すところなく使っていただくのがポイントです。
そして気になる使用後の肌は、驚くほどしっとりとして手で触ると吸い付くような仕上がりに。通常の洗顔後に化粧水を使用した際とは明らかに異なる圧倒的な保湿感。さすがに自分の顔はお見せしづらいのでご参考までにパック後の手の甲をアップいたしましたが、濡れていないのに艶感がしっかりとご覧いただけると思います。
リッチな質感の美容液で保湿されることにより、ベタつきとは違う潤い感が長持ち。これからの季節は特に、日中はサラッとした肌を好む方も多いかと思いますので、個人的にはリラクゼーションを兼ねた夜寝る前の使用をオススメします。
お時間のある時に映画やスマホを見ながらの「ながら美容」でしっかりと効果が得られるので、週末の楽しみとして、など是非ご検討ください。
次にご紹介するのがボディトリートメントです。普段ボディクリームなどを日常的に使用して保湿を心掛けているという方は、どのくらいいらっしゃいますでしょうか。一般的に男性ではボディケアといっても身体を洗って清潔に保つこと以上には特に何もしていないという方が大半だと思いますが、改めて自分の身体を見てみると乾燥している箇所が多いことに気が付く方もいらっしゃるはず。
例えば、ひじや腕のカサツキはもちろん、季節的に脚を露出する機会が増えてくるとスネや足首などが意外にも乾燥していて、手で掻くと白くなったりしがちではありませんか?
薄着になるにあたって、ムダ毛処理などにも気を遣う方が増えている一方で乾燥対策は意外と盲点かもしれませんよ。
キャップを開けて手に取ってみるとふわっとした心地良い香りと共にしっかりとしたテクスチャーのクリームであることが分かります。実は、こちらのボディトリートメント、入浴・シャワー時のインバス、そしてお風呂上がりのアウトバスとで、好みの保湿感や乾燥具合によって自分好みに調整して全身に使うことができるのが特徴。
例えば、入浴中に身体を洗ったあと全身にザっとトリートメントを伸ばしシャワーで流せば、ベタ付かない程度のさっぱりとした保湿感に。
日頃外気に触れて乾燥しがちな腕や脚には、お風呂上りに肌が濡れた状態でつけてタオルで抑えることで、吸いつくような保湿感が得られます。
さらに、ひじやかかとなど特に乾燥する部分は、身体がしっかり乾いてからそのまま直接塗り込むことで強力保湿。このような使い分けを行うことで、1本で全身ボディケアが完了するのです。
適度な硬さでしっかりと肌の上に止まりながらも、伸びの良いクリーム状のテクスチャー。浴室内など濡れた状態の肌には溶けながら馴染むような感覚で全身に行き渡る一方で、アウトバスで乾燥が激しい箇所にしっかりと塗り込む際にも使いやすいのがポイント。
こちらは乾燥した手の甲から指先にかけてボディトリートメントを塗布してから、サッとシャワーで流した後の肌。画像では分かりづらいかもしれませんが、肌のキメが整ってすべすべになった上、普段はカサツキがちな爪の横のあたりまですっかりキレイに。こんなに手間なく全身をケアできてしまうので、この機会にバスルームに1本置いておきたくなりますね。
さて、今回はおうち時間の自分メンテナンスにぴったりな2アイテムをご紹介いたしましたがいかがでしたか?ファッションや髪型など目立つ部分には当然気を遣うという方が多いものの、他人からは肌の乾燥や指先など細部が意外にもよく見られているとも言われていますので、新しい美容習慣として取り入れてみるとまた一歩差がつきそうですね。
では、次回もこちらの連載にお付き合いいただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
齋藤 玲緒奈 (さいとう れおな)
株式会社アバハウスインターナショナル マーケティング部 部長。1978年生まれ仙台市出身。明治大学経営学部卒。新卒で入社以来、プレス・販売促進としてキャリアを積み現職に。妻はヘア&メイク、妹はモデルと家族そろっての美容好き。
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