GROOMEN読者の皆さま、こんにちは。
まだ肌寒い日があると思えば、すっかりと気温が上がって汗ばむような時もあり、季節の移り変わりを感じるようになりました。暖かい日も増えて上着を脱いで薄着になると気持ちも軽やかになるところですが、同時にしっかりと気を付けたいのがニオイのエチケットです。
加齢臭はまだ先のことと思っていても、自分では気が付けないオトコ特有のニオイに要注意。いつの頃からか、自分の枕や寝具からふと違和感のあるニオイがするようになったという方もいるのでは。その正体は肌表面に残った皮脂が酸化することで発生する「皮脂酸化臭」です。
男性にとってスキンケアといえば、顔も身体もしっかりと洗って汚れや皮脂を落とすことばかりに意識が向きがちです。しかし、それがかえって「皮脂酸化臭」の原因になっているとしたらいかがでしょうか?
ついついゴシゴシと強く洗いすぎてしまったり、洗ってさっぱりした肌がベタつくのが嫌で顔に化粧水やクリームをつけることを避けたり…。これらによって肌が乾燥し、防衛反応である過剰な皮脂分泌を起こしてしまうのです。
また、洗いすぎは皮脂の酸化を防いでくれる善玉菌まで取り去ってしまいます。
だからこそ「ニオイ対策」=「洗うこと」だけではなく、保湿をして肌本来が持つバランスを保つことが大切なのです。毎日の入浴で清潔にしている髪の毛や頭皮についても、しっかりと対策を行いましょう。
今月の連載41回目は、シンプルにライフスタイルにこだわる男のためのスキンケアブランド「ボタニカルブリーズ」からボディ用コロンゲルとヘアワックス&グリースをご紹介いたします。
左から順に、
ボタニカルブリーズ コロンワックス<ヘアスタイリング> 80g 3,520円(税込)
ボタニカルブリーズ コロングリース<ヘアスタイリング> 80g 3,520円(税込)
ボタニカルブリーズ コロンゲル〈全身用保湿ゲル〉100g 3,850円(税込)
まずご紹介したいのが、ボタニカルブリーズの象徴的なアイテムである全身保湿用のコロンゲルです。こちらは天然由来の水分保持成分を配合しており、顔を含めた全身の保湿に使用できるだけでなく、ボタニカルな精油の良い香りが清潔感を演出してくれる優れもの。
男心をくすぐるシルバー×ブラックのシャープなパッケージデザインも魅力的。持ち歩きはもちろん、洗面台に置いてあっても絵になりそうですね。
今回は香りのバリエーションを豊富に展開する同アイテムの中から、No.74(ゼラニウム/タイム/オレンジ/レモングラス)をチョイス。ふわっと優雅で大人っぽい香りに癒されます。
手にとってみると適度な固さのあるゲル状のテクスチャー。扱いやすいので、つい量を多く出しすぎてしまうこともなさそうです。
肌に伸ばしてみるとスーッと広がり、表面を薄くカバーするような感覚で潤してくれます。それでいてベタつきが気にならず、男性が好みそうな使用感。
改めて自分の身体を見てみると、手の甲やひじ、足のすねやくるぶしなど、知らないうちに乾燥しているパーツがあったりしませんか?朝のシャワー後など、清潔な肌に使用すれば全身均一なしっとり肌が長持ちします。
コロンゲルを使用した手の甲の肌が、しっとりすべすべに仕上がっていることが伝わるでしょうか。肌を保湿することによって清潔感が保たれるだけでなく、皮脂酸化臭を抑え、さらにはボタニカルな香りをほど良く添えてくれることで二重にオトコのニオイを防いでくれるのは心強いですよね。
特にニオイが気になるワキや耳の裏、パサつく髪や頭皮の保湿、さらにはシェービングゲルとしても使用可能ということで、まさにオールインワンのエチケットアイテムと言えそうです。
次にご紹介するのは、ボタニカルブリーズ コロングリースです。スキンケアブランドがリリースする整髪料ということで、髪や頭皮への負担を考慮し天然成分のみで開発されており、ボタニカルな精油の香りが清潔感を演出してくれるアイテムです。
今回はNo.32(ライム/オレンジ/レモン/セージ)の香りをチョイス。甘すぎず男性でも使える爽やかな香りが暑い時期にぴったりかと。透明なオイルゲルで、少し重みのあるテクスチャーです。適度なホールド力があり、トレンドのツーブロックスタイルなどにもオススメです。
パサつきが気になる髪でも水分をキープしてくれるので、クセ毛や乾燥した毛先を落ち着かせたり、自然なツヤを与えてウエットヘアーに仕上げたりと使い方もさまざま。
試しに肌の上で伸ばしてみると、軽い力でスーッと広がってくれました。適度なホールド力がありながらも、水ですぐに洗い流せてベタつかないという使用感には驚き。ヘアセットをしながら髪や頭皮のニオイ対策もできるというのが良いですね。
そして最後は、ボタニカルブリーズ コロンワックスです。こちらもコロングリースと同様に天然クレイなど自然の成分のみで開発されており、適度なセット力とボタニカルな香りをふんわり纏うことができるのがポイントです。
今回はNo.08(ラベンダー/フェンネル)の香りをチョイス。知的で洗練された男性をイメージさせる香りは万人に好印象を与えてくれそうです。また、グリースとは対照的にマットな質感で、自然な毛束感を作ったり、エアリーなスタイリングを表現することが可能なのもポイント。
クリーミーでのびの良いテクスチャーなので、少量でもしっかりと髪になじむ感覚があり、ナチュラルなヘアスタイルの方には特にオススメです。
試しに肌の上で伸ばしてみると、サラッとしてベタつかず上質なスキンクリームのようです。もちろんコロングリースと同様に水で簡単に洗い流すことができ、1度のシャンプーでスッキリ落とせるので、頭皮が汚れたり毛穴に残って、ニオイの原因になるという心配もご無用です。
コロンゲルとグリース&ワックスは香りのバリエーションが豊富なので、気分で使い分けたり、身体と髪で違う香りを組み合わせたりといった楽しみ方もできますよ。
さて、今回はこれから暑くなる時期に向けて気になるオトコのニオイ対策をご紹介しました。身体を洗うこと以上に保湿が重要であること、自分では意識しづらい髪や頭皮のニオイにはボタニカルな精油の香りの整髪料が有効であることに注目したラインナップはいかがでしたか?
では、また次回も本連載をご覧いただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
齋藤 玲緒奈 (さいとう れおな)
株式会社アバハウスインターナショナル マーケティング部 部長。1978年生まれ仙台市出身。明治大学経営学部卒。新卒で入社以来、プレス・販売促進としてキャリアを積み現職に。妻はヘア&メイク、妹はモデルと家族そろっての美容好き。
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