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カロリーゼロが健康を脅かす!?
知られざる人工甘味料のリスク

連載|Good Bye! メタボ

最近では、「カロリーゼロ」や「カロリーオフ」をうたったドリンクやスイーツが充実し、“脱メタボ”に勤しむ我々にはうれしい限りだ。ただ、これらの商品に頼り切るのは、好ましいこととは言えない。なぜなら、カロリーゼロ(カロリーオフ)食品の多くで、砂糖の代用品として使われている「人工甘味料」の安全性に疑問を投げかける研究データが複数明らかになってきたからだ。これはもう、メタボどころの話ではない。自らの健康を守ることのできる賢い消費者であるために、人工甘味料から得るリターンだけでなくリスクも理解しておきたい。

 

【人工甘味料のリスク① 味覚音痴になる】

 

人工甘味料は、カロリーゼロでも砂糖の数百倍の甘さを持つ。そのため、これらを摂り続けると味覚が強い甘みに慣れてしまい、果物などの自然の甘みをおいしいと感じられなくなるばかりか、薄味の料理もまずく感じるようになる。その結果、日々の食事に人工甘味料入りの加工品が増えていくという悪循環に陥ってしまう。

 

【人工甘味料のリスク② 食べても食べても止まらない】

 

人は生まれながらにして甘味・塩味・旨味を好む習性がある。これは生命維持や成長に必要な糖分(エネルギー)・たんぱく質・ミネラルを得るための本能だ。

特に糖分に関しては、口にすることで血糖値が上昇する他、脳の快楽中枢を刺激し、エンドルフィンという快楽物質(ホルモン)を分泌させることも知られている。疲れた時やイラっとした時に、甘いものをひと口食べてホッとするのは、エンドルフィンの作用と言える。甘みの強い人工甘味料も、脳内の快楽中枢に作用する。カロリーゼロ商品ならたくさん食べても安心と思いがちだが、人工甘味料の依存性により、食べても食べてもまだ食べたい、と食欲を狂わせる。

 

【人工甘味料のリスク③ 病気】

つい先日も、「人工甘味料が糖尿病のリスクを高めている可能性がある」とする研究論文が英科学誌ネイチャーに発表された。他にも、「肥満と関連性の強いホルモンであるインスリンを分泌させる」、「実は血糖値も上昇させている」など、人工甘味料の健康への安全性を揺るがす研究データは意外と多い。

 

<まとめ>
口にする前に人工甘味料を認識すべし

 

人工甘味料の歴史は浅く、サッカリンなどの古いものでも約100年、アスパルテームなど比較的新しいものでは50年程度。安全性についての議論は絶えず行われており、これからさらに大きなリスクが明らかになる可能性もある。まずは、代表的な人工甘味料をお覚えておくことから始めよう。

 

・アスパルテーム

・アセスルファムカリウム
・スクラロース
・サッカリン
・ネオテーム

 

健康やダイエットのためにと選んだ商品で、健康を害してしまっては本末転倒。人工甘味料に頼らず地道な努力を目指してみよう。これは味覚のリハビリにも有効だ。

 

 

撮影/Vox Efx 文/GROOMEN編集部