食べればギンギンのモテ男に!?
テストステロンを増やす食事とは

連載|Good Bye! メタボ

男の“モテホルモン”とされる「テストステロン」。以前、『これさえあれば女に困らない? テストステロンを増やす5つの方法』で、ネギ類を食べると短期間でテストステロンを増やすことができると紹介したが、ただ食べるだけでは効果は半減してしまうことが判明。そこで今回は、より効果を高める食べ方と、ネギ類意外でもテストステロンを増やす食品を紹介しよう。

 

ネギ類は「切ったらすぐに食べる」が鉄則!

 

テストステロンの生成を活性化させる「含硫アミノ酸」は、ネギやにんにくなどのネギ類に含まれる。だが、同時に含硫アミノ酸を分解する「酵素」も含まれるため、調理の際に切って放置すると、どんどん「含硫アミノ酸」は分解されてしまう。このもったいない事態を防ぐためには、「切ったらすぐに食べる」か、「すぐに加熱する」ことが必要だ。なぜ加熱かと言うと、「含硫アミノ酸」を分解する酵素の作用は加熱によって止めることができるからだ。ネギやたまねぎ・にんにくを食べる時は「切った後の時間が勝負!」と覚えておこう。

 

勝負の日にはバナナを食せ!

 

テストステロンの生成を促すのは「含硫アミノ酸」だけではない。ブロメライン(ブロメリン)というたんぱく質分解酵素にも、テストステロンを増やす作用がある。このブロメライン、実はとても身近なフルーツに含まれているのだ。その代表格はバナナやパイナップル。バナナはコンビニやカフェでも入手できるし、パイナップルはホテルのモーニングビュッフェでも定番のフルーツなので、外食や出張の多いビジネスマンでも無理なく取り入れられるだろう。残念なのは、ブロメラインは加熱に弱いため、缶詰のパイナップルはNGという点。パイナップルは生にこだわって食べよう。

 

毎食のたんぱく質摂取もマスト

 

ここまでは効果的にテストステロンを増やす食品を紹介してきたが、ネギ類とフルーツだけでOKというわけではない。普段の食事から、糖質・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルをバランス良く取り入れることが何より重要だ。特に、テストステロン生成に欠かせないたんぱく質源(肉・魚・卵・大豆製品)は、毎食1品は食べる必要がある。たんぱく質は細マッチョなボディを作るためにも必須の栄養素。「脱いだらスゴい!」と女性にうっとりされるような男になれるよう、高たんぱく低脂肪、糖質ほどほどな食生活を実践していこう。

 

<まとめ>

摂るべきは「含硫アミノ酸」「ブロメライン」「たんぱく質」

 

ネギ類に含まれる「含硫アミノ酸」、バナナやパイナップルに含まれる「ブロメライン」、肉・魚・卵などに含まれる「たんぱく質」をバランス良く取り入れて、テストステロンがみなぎるモテ男を目指そう!

 

文/お皿のフチこ

 

お皿のフチこ
管理栄養士。クリニック・企業にて豊富なメタボ指導経験あり。世の男たちのメタボリスクを下げ、健康に過ごしてもらうべく、目的に合った食事の選び方、効果的な摂取法について発信。

 

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