男だけがもっているモテホルモン
テストステロンと筋肉の関係とは

海やプールなど、肌を露出する機会が多いこの季節。見るも無惨な体型にお悩みの人も多いはず。デブよりもガリよりも、マッチョや細マッチョのような体型がモテるのは世の習い。では、なぜマッチョな男はモテるのか? 実は、マッチョな男性ほど分泌量が多いとされるホルモン「テストステロン」が女性を惹き付けていた。

 

テストステロンとは、その95%が精巣で作られるという男性ホルモンの一種。引き締まった筋肉、濃い体毛、低い声など、男性らしい身体的特徴を保つ働きがある。つまり、男性が生命活動を維持していくのに欠かすことができないホルモンがテストステロンというわけ。

そして、このテストステロンを生み出すのに最も効果的なのが筋トレ。体を鍛えれば鍛えるほど、分泌量が増え、男らしい体つきが形成されるのだ。

しかも、アメリカの名門大学UCLAの研究チームが興味深い研究成果を発表している。なんと「筋肉質の男のほうが、そうでない男よりも性交渉に相手を得やすい」という驚きの調査結果。発表によると、男の筋肉にはオスのクジャクの立派な尾羽に似た、メスを惹き付ける働きがあるとのこと。要するに、女は無意識に高テストステロンの男を求めてしまうということになる。

 

そして、テストステロンの働きでも、最も重要なのが「性欲」を起こすスイッチとしての役割。異性を惹き付ける体臭を発生させると同時に、「ドーパミン」を増加させ、骨盤神経に作用して勃起活動を促したり、性衝動を生み出す効果があるという。つまり、体を鍛えてテストステロンの分泌量が多くなっている男性ほど、性欲が強いということなのだ。

さぁ、ここまで来たらテストステロンを増やさない手はないだろう。次回は「テストステロンを増加するための5つの方法
を伝授する。

 

 

文/山川俊行

 

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