suzuki_takayuki03

ミスタージャパン鈴木貴之流
魅せるための筋肉トレーニング

世界を代表するミス・コンテスト「ミス・ユニバース」の日本代表を決める「ミス・ユニバース・ジャパン」の男性版として、2013年から始まった「ミスタージャパン」。その初代グランプリ鈴木貴之さんが、抜群な運動能力と鍛え抜かれた肉体美で注目を集めている。最近では、撮影現場で「脱いで」というリクエストも多く、筋肉の維持に気を抜けないという鈴木さんに、魅せる体を作るためのトレーニング法や、肉体美を維持するための食事について教えてもらった。

 

――ミスタージャパン出場をきっかけに、肉体をブラッシュアップするトレーニングを始めたそうですね。現在は、その肉体美を活かした仕事も多いとのことですが

 

最近、特に増えましたね。なので、「脱いで」って言われたらすぐに脱げるよう、普段から気を抜けません(笑)。ミスタージャパン出場以前は、バレーボールをしていたので筋肉の素地があったのですが、“スポーツをするために必要な筋肉”と“魅せる筋肉”は、質が違います。魅せる筋肉は、どうしても重くなってしまうのでスポーツには向かないですし、スポーツ選手としてはバランスが悪いのですが、下半身に比べて上半身が大きい方が美しいので、筋肉の盛り上がりを意識したトレーニングをしています。

 

suzuki_takayuki02

 

――具体的なトレーニング方法を教えて下さい

 

トレーニングは最低でも週に4回しています。ミスタージャパン出場準備期間中は毎日していましたが、今、ベストだと思っているのは「2日トレーニングして1日休む」というリズム。基本1日2時間かけて、①ストレッチを30分、②ウェイトトレーニングを1時間、③有酸素運動を30分しています。

ウエイトは、体の前面を鍛える日、後面を鍛える日を分けて1日おきに交互にトレーニングします。筋肉には休息時間が必要なので「今日は腕の日」「今日は腹部の日」など、1日おきに筋肉の部位を休めさせるために、パーツごとのトレーニングがおすすめです。

 

魅せる身体作りのキモは、上半身を鍛えること。鍛える部位は『腹筋/胸筋/背筋』です。胸が大きくて広背筋をつければ逆三角形になるし、お腹も絞ればかなりかっこいい魅せる体になると思いますよ。

 

具体的なトレーニングですが、機械によってアプローチされる筋肉の部位が違うので、鍛えたい部位を意識しながらすることが大事です。例えば、厚い胸板を作るために有効なのは、胸筋の外側を鍛えるためのベンチプレス、胸筋の真ん中を鍛えるためのフライ。背筋をつけるためには、ダンベル、フライを逆開き、懸垂。腕の筋肉をつけるには、懸垂、ダンベルなどです。

 

また、男性は特に腹筋を割りたい願望があると思うのですが、実は腹筋には色々な種類があって、足あげ腹筋をすると、骨盤横の筋肉の筋(ライン)がでます。僕は普通の腹筋、足上げ腹筋、身体をひねりながらの腹筋、寝転んだ状態で足を左右に振る腹筋など、5種類の腹筋をアプローチされる筋肉の部位を意識してトレーニングしています。

 

また、トレーニングの最後に、音楽を聴きながら回数を決めずに腹筋することが多いです。トレーニングに合う、音楽がピックアップされ流れ続けるアプリ『ジャンゴ』『エイトトラックス』で音楽をかけながらトレーニングするのが気に入っています。

 

――とはいえ、初心者には鈴木さんのようなトレーニングは無理がありそうですね

 

トレーニング初心者の人は、いきなりハードに鍛えるのではなく、家で腕立てや腹筋を続ける習慣を1~2カ月続けてから本格的なトレーニングをするといいと思います。僕が、トレーニング初心者の方のためにセットを考えるとしたら、

 

腕立て 10回×3セット
腹筋 10回×3セット
背筋 10回×3セット

 

です。これをずっと続けて1週間くらいするともの足りなくなると思うので、ちょっとずつレベルアップさせていくといいと思います。

 

suzuki_takayuki04

 

――なるほど。サボリたくなることってないんですか?

 

ありますよ(笑)。コンテストのような期限のある目標がないと、時にはトレーニングをサボってしまいたくなりますよね。でも、サボりグセがつくと良くないので『ちゃんとトレーニングする日と、しない日のメリハリをつけること』がポイントだと思います。また、ケガをしたらトレーニングを続けられないので、8割程度の力でずっと続けていくといいと思います。

 

あとは、どうしてもモチベーションのアップダウンあると思うので、今日は運動を頑張れなかったなという日は、『食事調整』してみて下さい。僕は、朝昼はちゃんと食べて、夜は少し控えめにしています。筋肉に作るのに必要なタンパク質は3食とも摂って、寝ている間にタンパク質を消費する夜は、卵や肉、豆腐で特にたっぷり摂るようにしています。夜にお肉が重いと感じる方は、植物性のタンパク質の方もいいですね。

 

 

suzuki_takayuki01

鈴木貴之(すずき・たかゆき)

1990年、2月生まれ。応募総数600名の中から、初代『2013ミスタージャパン』に選ばれ、注目を集める。現在は、モデル・俳優としてドラマやバラエティ番組で活躍中。

身長:188cm
体重:79~80kg
体脂肪率:7.6%

●公式ブログ http://ameblo.jp/mr-suzuki-takayuki/
●ミスタージャパン公式サイト 
http://ibgjapan.com/mrjapan/

 

撮影/谷口大輔 取材・文/甲斐真理愛

 

watanabe