なりたい印象に近づける眉メイクを資生堂が提案 YouTubeにて

「信頼できそう」「真面目そう」「気難しそう」「頼りなさそう」…

顔立ちや表情から受ける印象はさまざま。人に対する第一印象が、付き合いを続ける中でも変わらずにその人のイメージであり続けるのはよくあることだ。

特にビジネスの場では、第一印象がその後の関係性や仕事の発展に関わることも多く、より好意的な印象を持ってもらいたいもの。

 

なりたい印象に近づくには、自分を知るところから。

自分の顔立ちの特徴や持ち味を、簡単かつ理論的に知ることのできる画期的な考え方を資生堂が開発。またそれに伴い、印象に合わせた眉メイクの方法を紹介するYouTubeチャンネルを開設した。

 

眉毛は顔の印象に大きな影響を与えるパーツ。目の大きさや角度、両目の間隔などを強調、あるいは弱めて見えるように眉を整えることで、印象を変化させることができるのだ。眉メイクを取り入れることで、状況に合わせて自身の印象をコントロールすることも可能だ。

 

メイクによる自己表現をサポートする

「男性版顔立ちマップ」誕生

自分の顔立ちに合わせた眉メイクで、なりたい印象へ

 

資生堂は、高い技術と経験を持つ同社所属のヘアメイクアップアーティストの美的感性と、グローバルイノベーションセンターで長年培ってきた顔立ちや印象に関する研究知見をもとに、メイクによる自己表現をサポートする「男性版顔立ちマップ」を開発*1。

1996年に開発した「女性版顔立ちマップ」と同様に、男性も自分の顔立ちを分析してメイクアップによってなりたい印象に近づけられるツールの開発に着手した。

このマップを活用して眉を整えることで、自分の顔立ちに合わせて簡単になりたい印象を演出することができる。

 

さらに7月初旬には、ヘアメイクアップアーティストがメンズメイクのテクニックなどを分かりやすく解説するYouTubeチャンネル「メンズグルーミング チャンネル」を開設。

教えてくれるのは、長年メンズビューティーを研究しているヘアメイクアップアーティストの中村潤氏だ。

顔立ちの分析方法や印象を変える眉の描き方などを、基本と分かりやすいコツを交えて、そのテクニックを惜しみなく公開している。

 

*1:男性版マップの作成にあたり、男性の顔立ちとそれに紐づく印象を研究。アーティストがさまざまな男性の顔写真を見て顔立ちの類似度を評価し、その結果を研究員が統計解析処理(MDS:多次元尺度構成法)を実施。これにより、アーティストが男性の顔立ちを見極める際に重視する顔の形態特徴を科学的に解釈し、男性の顔立ちを3つの軸(1軸:目の開き、2軸:目の角度・あごの大きさ・目の間隔、3軸:顔と鼻の大きさ)で表現した。

次に、各軸の顔形態徴を表した顔写真をCGで作成し、約7,000名にそれぞれの特徴が与える印象について調査(資生堂調べ 全国20~50代男女 6,925名 2019年6月)したところ、各軸の顔形態特徴が異なる印象を与えることが明らかになった。
こうした知見から、主に目周りの印象に関わる1軸2軸の結果を活用し、「男性版顔立ちマップ」が完成しました。

 

顔立ちマップ活用例

例えば、「男性版顔立ちマップ」で、以下のように”COOL(クール)”の顔立ちの方の場合。

 

このタイプの顔立ちは、目もとが求心的で目尻が上がりスッキリとしていて、あごの面積がやや狭いため、洗練された印象のクールさが魅力的。

そこで、眉にやや丸みを持たせるアーチ状に描いたり、角度を弱めたりすることで、さまざまな印象に変化させていく。

自分の本来の持ち味を生かしつつ、シーンによってなりたい印象を使い分けることが可能*2 だ。

*2:印象の受け取り方には個人差があります。

 

 

中村 潤

2008年入社、資生堂ヘアメイクアップアーティスト。
美容師として約6年活動後、より幅広い表現ができる活動を求めSABFA*3 に入学し、現在は資生堂ビューティークリエイションセンター*4 所属。CM、雑誌などのヘアメイクとしてさまざまな撮影に参加、またパリメンズコレクションでは多数のブランドでヘッドアーティストとして活動している。

資生堂内では主に「UNO」などの宣伝広告のヘアメイク、メンズビューティーの研究を担当。

 

*3:資生堂が長年にわたって培ってきた美容のノウハウを社会に還元し、優れた技術と創造力を持ったヘアメイクアップアーティストを育成することを目的として1986年に開校したヘアメイクアップアカデミー&スタジオ。創立から34年を経て卒業生は2,000名を超え、広告・TV・CF・雑誌の撮影現場やファッションショーのバックステージなどで活躍するほか、国内外の美容サロンではヘアメイクアップのエキスパートとして活動している。

 

*4:プロのヘアメイクアップアーティストが約40名在籍し、宣伝広告のヘアメイク、商品のカラークリエイションをはじめ、ニューヨーク、パリ、東京などで開催されるファッションデザイナーの国内外でのコレクションのバックステージで活動し、最先端のトレンド情報をグローバルに発信している。

 

 

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