■MR.BROTHERS CUT CLUB
「日本の男を美容から“理容”に」を理念に、「日本の男をカッコよくしたい」のスローガンを掲げる、MR.BROTHERS CUT CLUB。オープン半年になるこのジャパニーズ・カルチャー発信の地・原宿に位置するこの店は、どこからともなく“男くさい”お客さんが集まる「男の集いの場」となっている。流行のスタイルに加えるのは、ずばり“男くささ”。それは各スタイルにラインや角度で表現され、唯一無二の存在感を生んでいる。
【カジュアルヘア】
角を残した“男くささ”MIXカジュアル
「男くささ」を大事にしたスタイルを提案している、MR.BROTHERS CUT CLUB。「“カジュアル”とは言っても、スポーティなイメージにはしたくない」とこだわりを見せる、スタイリストの西森さん。その「男くささ」は、「角を残したシルエット」で表現。ハチまわりまでを刈り上げ、長さを残したトップに自然につなげながらもそのシルエットが“丸”ではなく、“ダイヤ型”に見えるように調整。逆にハードになりすぎないように、刈り上げ部分は下から上へグラデーションに、トップの長い部分はすきばさみでの“すくい”がりで、柔らかさな印象に仕上げている。ジェルをつけて乾かして、時計まわりに手を回してセッティング、ワイルドに仕上げるのが掟!
モデル/小林桂一さん
スタイリスト/西森友弥さん
【ビジネスヘア】
“5mm分け目”で清涼感&清潔感が倍増
カチッと仕上げた、クラシカルな7:3スタイルがベース。流行のスタイルでありながら、一筋縄でいかないスタイルに仕上げるのがMR.BROTHERS CUT CLUBの流儀。その最大の特徴は、“5mm”という分け目の幅。その存在感はもちろん、「スタイリングもラク」とスタイリストの西森さん。「分け目をつけなくても、きちんと分かれるので、あとはポマードをつけてくしでとかすだけ」とのこと。ツーブロックの刈り上げ部分は、バリカンでできるだけ薄く、トップは長さを残して、低めの位置からグラデーションにしてつなげる。そのあふれる出る清潔感から「サービス業の男性におすすめしたい」と西森さんは断言。
モデル/高野内裕真さん
スタイリスト/西森友弥さん
東京都渋谷区神宮前2-31-8
TEL:03-6721-1774
OPEN:11:00~22:00 不定休
メニュー:カット6,000円~、カラー7,000円、パーマ7,000円~
撮影/イシワタ タツル
取材・文/山西裕美
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