ヒゲ剃りで出血、さぁどうする？簡単に血を止める方法OK／NG

×　唾をつける

➡唾液中の抗体がバクテリアの増殖を防ぐという効果は否定できないが、そもそも口の中には雑菌が非常に多いため、オススメはできない。

○ ティッシュペーパーで押さえる

➡傷口にティッシュペーパーを当て強くおさえるという方法は、圧迫によって血を止めるのに有効な手段です。

○ 氷で冷やす

➡血管は冷却することで収縮するため、冷却部周辺に流れる血液量が減少し、止血効果がある。とはいえ、氷を傷口に直接当てるのはＮＧ。ガーゼの上などから冷やそう。

×　すぐに絆創膏を貼る

➡「すぐに」は×。出血が止まってから貼るなら○。まずは止血を！

△　ドライヤーで乾かす

➡「温風」は×。血管は冷却することで収縮するため、「冷風」なら○。

△　オロナインを塗る

➡傷の深さにより、深い傷は×、浅い傷なら○。オロナインの主成分はあくまで“殺菌”効果であり、止血効果はない。深い傷の場合に殺菌成分の割合が高い薬品を使用すると細胞を破壊してしまう恐れがあるため、判断は慎重に。刺激があったらすぐにやめること。

最も正しい処置はこちら。

「正しい応急処置は、冷やしながらの“圧迫止血”」

まず落ち着いて傷口を消毒。その後、ティッシュかガーゼで傷口を押さえ、その上から氷で患部を冷やすと、簡単に止血できる。

青山ヒフ科クリニック

東京都港区北青山3-12-9 花茂ビル3Ｆ

診療時間　平日11：00～14：00／15：00～20：00、土曜11：00～14：00／15：00～19：00、第2・4日曜12：00～17：00　※完全予約制

TEL.03-3499-1214

青山ヒフ科クリニック

ヒゲ剃りのお供に！おすすめシェービングフォーム

毎日ヒゲを剃るからこそ、肌への負担は最小限に抑えたいところ。そこでおすすめしたいのがシェービングフォームだ。

必須アイテムではないため使ったことがない人も多いかもしれないが、ヒゲを柔らかくして剃りやすくしてくれたり、肌を保護・保湿し摩擦を軽減してくれるなど、うれしい効果がたくさん。１アイテム加えるだけで、ヒゲ剃り時のお悩みが解決するかもしれない。ジェルやローション、クリームなど、さまざまなタイプの商品があるので、好みの使用感のものがきっと見つかるだろう。

なお、シェービングフォームはカミソリでのヒゲ剃りにはもちろん、電気シェーバーでの使用も可能。ただし、電気シェーバーは「ウェット剃り」に対応できる製品を選ぶこと。ドライ剃りしかできない製品でシェービングクリームなどを使用すると、故障の原因になってしまう。シェーバーによってはクリームタイプ使用不可、など使えるシェービングフォームが限られている場合もあるので、事前にチェックしておこう。