話題のメイソンジャーがお洒落!
男のためのスタミナレシピを考案

連載|Good Bye! メタボ

今、女子たちの間で大流行中の「メイソンジャーサラダ」を知っているだろうか? 「メイソンジャー」とは、気密性のある蓋のついた保存用ガラス瓶のことで、このガラス瓶に野菜を重ねて作るサラダが「メイソンジャーサラダ」。瓶に詰めた時の見た目の美しさや、野菜を切って瓶に詰めるだけ、一週間分作り置きができる、不足しがちな野菜を毎日摂りやすいなどの点で、人気を集めている。

 

そこで今回は、グルーメン諸君にもぜひジャーサラダを取り入れてもらおうと、フチコ特製スタミナジャーサラダを考案した。毎日野菜をたっぷり食べることは、メタボ予防はもちろん、若々しさをキープしたり花粉症対策にも有効な生活習慣だ。生野菜だけでなくローストしたスタミナ野菜やたんぱく質源となる鶏肉も加え、1品で幅広く栄養素をカバーできる優秀なサラダレシピとなっている。じっくりと焼いた長ねぎのトロリとした甘みと程良い刺激の粒マスタードがマッチして、アルコールとの相性も◎。早速レシピを紹介しよう。

 

 

「スタミナジャーサラダ」

630 kcal

保存期間:1週間

 

材料(1人分) 

 

長ねぎ 1本

人参 1/2本

アスパラガス 3本

パプリカ 10g

豆苗 30g

鶏ひき肉 150g

塩こしょう 少々

オリーブオイル 大さじ2

A ハーフマヨネーズ 大さじ1

A 粒マスタード 大さじ1/2

 

作り方

 

①  清潔なジャーにAを入れる

 

②  長ねぎ・アスパラガス・豆苗を5cmに切り、人参は5cmの拍子切りに、パプリカはスライスしておく

 

③  オリーブオイルをフライパンで熱し、水気を良く拭いた長ねぎ・人参・アスパラガスを順に加え、中火で焼く

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④  全体に薄い焼き色がついたら蓋をして弱火で5分ほど蒸し焼きにして、1に長ねぎ・人参・アスパラガスの順に詰める

 

⑤  再度フライパンを熱し、鶏ひき肉を炒めて塩こしょうを振る

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⑥  ひき肉・パプリカ・水洗いして水気を良く拭いた豆苗を順に詰め、蓋をしてでき上がり。食べる時は、ドレッシングが全体に行きわたるよう良く振り、蓋を開けてお皿の上でひっくり返すだけ

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疲労回復・新陳代謝アップに効果的な食材を厳選!

 

長ねぎに含まれるスタミナ成分「硫化アリル」は体内でアリシンに変わり、疲労の原因物質である乳酸の分解を助けるため、疲労回復に効果的。切ってすぐに調理することで、揮発性の硫化アリルを逃すことなく摂取できる。ビタミンB群の豊富な豆苗と組み合わせることで、体内のエネルギー代謝もアップさせてくれる。人参は脂溶性の抗酸化成分「βカロテン」を大量に含むため、油で焼いて食べることがポイント。βカロテンの吸収率は4倍以上アップし、若々しい肉体をキープするのに役立つのだ。そして、アスパラガスはと言うと、多くの栄養ドリンクに利用されている「アスパラギン酸」を含んでいる。疲労回復・スタミナキープにはもちろん、EDケアのためのサプリにも配合されており、そちらへの効果も期待できる。

 

<まとめ>

ジャーサラダ+たんぱく質でバランスアップ!

 

忙しい男性こそ、日々の食生活でコンデションを整えることが必要だ。手軽で作り置き可能なスタミナジャーサラダで、仕事もプライベートもパワフルにこなしていこう。

 

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写真・文/お皿のフチ子

 

お皿のフチこ
管理栄養士。クリニック・企業にて豊富なメタボ指導経験あり。世の男たちのメタボリスクを下げ、健康に過ごしてもらうべく、目的に合った食事の選び方、効果的な摂取法について発信。