使うだけで誇らしささえ感じた!
新シェーバーのスゴさをガチレポ

グルーメンへの道|肥満・剛毛・不潔な40代からの脱却

すでにグルーメンで紹介済みのフィリップスの最新電気シェーバー9000シリーズ。その記事の中で、ミスタージャパン2015の渡部さんが使い心地を語っているが、実は編集部のミスターヒゲこと筆者も、約1週間に渡って使用していた。ということで今回は、体験してみて分かった9000シリーズの良さを、ユーザー目線でレポートしてみる。前回記事と併せて読んでもらうことで、このシェーバーの真の実力が見えてくるはずだ。

 

“ピタッと密着”だから、ヒゲを大量に剃る

 

まず、フィリップス9000シリーズの剃り心地を正しく実感するために、気をつけた点はひとつ。それは“円を描くようにシェービング”すること。これはこのシェーバーの機能を最大限に発揮させるためで、それ以外の予備知識は必要なし。まぁシェーバーとは本来そういうものである。早速シェービングを始めてみると、ヘッドがしっかりと肌面にアプローチしていることに気づく。そりゃそうだろと思う方もいるだろうが、通常のシェーバーの多くは、ヘッドの一部が肌面の一部に当たっている場合がほとんど。9000シリーズの場合はその比ではなく、8方向へ可動する3つの丸型ヘッドがしっかりと密着。より広い肌面を3つのヘッドが捉えていることを実感できる。さらにアゴ周辺など顔の凹凸がある部分では、さらにその密着感が際立つ。当然、ヒゲへのアプローチも的確で、少ないストローク数でヒゲが剃れていく。男性にとっては毎日使うシェーバーだけに、この手軽に剃れる感覚は大きなプラス要素だと言えるだろう。

 

 

 

感動ものの深剃りっぷり。翌朝が楽になる!

 

そして注目の“深剃り”だが、これは継続使用することで、より感じることができた。翌日のシェービングが楽なのである。筆者は普段、安全カミソリを使用しており、逆剃りまでしてしっかりと深剃りするタイプ。そのため、電気シェーバーの剃り心地は、よほどの深剃りができない限り、あまり満足感は得られないのだが、9000シリーズは違った。これは“ダブルVトラック刃”機能の恩恵によるものだが、このほかにも“輪郭検知テクノロジー”などシェービングによる肌負担を軽減する機能も搭載。深剃りが可能でも、肌のコンディションが著しく低下するようなら、この満足感は得られない。さすがフィリップスのフラッグシップシェーバーだな、とその機能の充実ぶりに改めて感心。特にヒゲが濃く、1日に何度も剃るタイプの人などには、このメリットははかり知れないのではないか。

 

 

 

自己満と言われようと、デザインと剃り心地の“優越感”はすごい

 

さらにモノにこだわりたい男としては、上位機種に付属している洗浄充電器“スマートクリーン”にも注目。ヘッドの洗浄・乾燥・潤滑化を簡単に行うことができ、キレのある剃り味をキープすることが可能。機能とは無関係だが、スタイリッシュな見た目もイイ。こんな満足感を味わえることも、男のモノ選びには重要なポイントだったりする。

 

ということで1週間の使用レポートによる筆者の結論は、この9000シリーズは“毎朝剃るのが楽しくなるシェーバー”であるということ。高性能でより効率的にシェービングできることはたしかに重要なことだが、満足感あふれるシェービングによる爽快さは、それだけでは生まれない。では、その爽快さを生むためのプラスアルファとは何か? それはゆったりと円を描きながら、いいシェーバーの剃り心地を味わっているという“優越感”のようなものにあるのではないかと、筆者には感じられた。

 

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フィリップス

9000シリーズ S9711V/33

価格:オープン価格

 

■参考リンク

 

 

中村 慶(なかむら・けい)
フリーライター・編集。1972年生まれ。“肥満・剛毛・不潔”な現状からの脱却を図り、“ステキな40代男”を目指すべく奮闘中。

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