スニーカー通勤デビューに!
オススメブランド&モデル紹介

 

ライフスタイルや働き方がめまぐるしく変化している昨今。「スーツ×革靴」が鉄板だった通勤時の装いにも変化が見られてきた。

ジャケパンスタイルやノーネクタイのラフな着こなしが広がりを見せるなど、ビジネスファッションのカジュアル化が進む。足元においても例外ではなく、「スニーカー通勤」という通勤スタイルが徐々に広がりを見せている。

 

「もっと歩きやすい靴で、もっと歩きやすい服装で、通勤しませんか?」と呼びかけるのは、2018年から始まったスポーツ庁の官民連携プロジェクト「FUN+WALK PROJECT」。「歩く」ことを入り口に国民の健康増進を目指すこの取り組みにおいても、ビジネススタイルのカジュアル化が推奨されているのだ。

 

通勤にスニーカーを取り入れるメリットは、なんと言っても歩きやすさと疲れにくさ。通勤時のみならず、仕事中は自分が思っている以上に動き回っているもの。革靴よりも歩きやすく疲れにくいスニーカーなら疲労が軽減される。私服にも合わせやすいので着回しならぬ「履き回し」の幅も広がるだろう。

また、お手入れが比較的簡単だったり、天候に左右されにくいといったメリットも。

今回はスニーカー通勤初心者にも挑戦しやすいブラックカラーに絞り、GROOMEN編集部イチオシのアイテムをご紹介。

通勤の相棒に!オススメスニーカー5選

 

1.PATRICK(パトリック) パミール・ウォータープルーフ_BLK

フランスの老舗スニーカー・シューズブランドで、1978年に日本初上陸。1990年からは日本での生産を開始し、フランスのモデルを継承しつつ、日本国内で企画・生産されている。

そんなパトリックが提案するビジネススタイルスニーカーは、ファッション性・機能性、そしてスニーカーとしての履き心地を備え、オンスタイルにもオフスタイルにも合わせられる人気シリーズ。中でも今回紹介するパミールは、パトリックを代表する定番モデルのブラックバージョンだ。

 

スポーティーさと上品さを兼ね備えたスリムなシルエットは、初心者にも取り入れやすい。ベーシックなデザインながら、ブランドのトレードマークであるシューズ後方の2本ラインがアクセントになっている。

革自体に防水機能*1 が備わっているので雨の多い季節や突然の悪天候も問題なし。パトリックのウォータープルーフモデルの中でも特に人気のロングセラーモデルだ。

*1:防水機能を有していますが、完全防水を保証するものではございません。

 

製品情報

パミール・ウォータープルーフ ブラック
販売価格:22,000円(税込)
サイズ展開:22.5~28.0cm


パトリック 公式サイト

 

2.Allbirds(オールバーズ) WOOL RUNNERS

アメリカのTime誌が「世界一快適なシューズ」と称賛したことで話題となったAllbirdsは、元プロサッカーニュージーランド代表選手のティム・ブラウン氏が再生可能エネルギーの専門家であるジョーイ・ズウィリンガー氏とともに立ち上げたブランド。

環境に配慮し天然素材にこだわって作られたスニーカーは唯一無二で、ハリウッド俳優 レオナルド・ディカプリオ氏が惚れ込みブランドに出資していることでも有名。

 

WOOL RUNNERS(ウールランナー)は最高級のメリノウールを素材に使用。軽やかながらしっとりとした心地よい肌触りはウールならでは。柔らかく足の動きにフィットし動きやすいことはもちろん、靴内部の温度を調整し湿気を逃がしたり、気になるニオイを最小限に抑えたりとうれしい効果がたくさん。

中敷きと靴ひもを外せば洗濯機で丸洗いOKなのも、忙しいGROOMENにありがたい。ミニマルなデザインでスーツ、私服問わず普段使いに最適だ。

WOOL RUNNERSをはじめ、ほとんどの商品がユニセックスの展開なので家族やパートナーとおそろいにするのもオススメ。

製品情報

WOOL RUNNERS(ウールランナー)True Black (Cream Sole)

販売価格:12,500円(税込)

サイズ展開:22.0~32.0cm

 

オールバーズ 公式サイト

 

3.OnitsukaTiger(オニツカタイガー) TIGER ALLY DELUXE

日本発のファッションブランド。ファッションとスポーツ、ヘリテージとイノベーションを融合させたコンテンポラリーなコレクションを展開しており、洗練されたデザインから世界中のファッショニスタにも広く愛されている。
近年はカットやカラー、構造にアレンジを加え、今の時代に寄り添ったモデルシリーズを続々リリース。そのひとつが、高い技術を持つ日本の職人が細部にまでこだわり抜いて作り上げた「NIPPON MADE」シリーズだ。

 

TIGER ALLY DELUXE(タイガー アリー デラックス)はジョギングシューズのTIGER ALLYをデザインベースとしてNIPPON MADEスタイルにアレンジしたもの。ヒールカウンターがかかと部をしっかり安定させ、fuzeGELによるクッションが歩行時の衝撃をカバー。オニツカタイガーのスニーカーらしい快適な履き心地はそのままに、天然の革を使用したオールブラックのアッパーがカジュアルさを程よく引き算してくれるので、スーツとの相性もGOOD。

 

製品情報

TIGER ALLY DELUXE ブラック
販売価格:30,800 円(税込)
サイズ展開:22.5~31.0cm

 

オニツカタイガー 公式サイト

 

4.REGAL(リーガル) ドレススニーカー 70WR

日本の革靴文化をけん引してきたシューズメーカーとして圧倒的な存在感を放ち、ゆるぎない信頼を集めるリーガル。革靴のブランドを聞かれたときに、真っ先に頭に思い浮かべるという人も少なくないだろう。そんなリーガルがビジネス向けのスニーカーも手掛けているということをご存じだろうか。

 

REGAL の「Next BIZ STYLE SHOES(ネクストビズスタイルシューズ)」シリーズは、レザースニーカーをドレススタイルからのアプローチで進化させたハイブリッドレザーシューズ。
ドレススニーカー 70WRは上品な光沢が高級感を醸し出し、本記事で紹介するスニーカーの中で最も革靴に近いと言えるフォーマルな印象。オンスタイルはもちろん、ドレカジスタイル、オフスタイルなど、汎用性高く履き回せるだろう。

 

さらにはGORE-TEXファブリクスを搭載。防水性(水滴を通さない)と透湿性(水蒸気は通す)を併せ持っているため、「雨では濡れない。汗ではムレない」という素晴らしい履き心地を実現した。カッコいいだけじゃない、実用性にも優れた1足だ。

製品情報

ドレススニーカー 70WR ブラック

販売価格:24,200円(税込)
サイズ展開:23.5~27.0cm

 

リーガル 公式サイト

 

5.MORAL CODE(モラルコード) ビジネススニーカー JOSH

MORAL CODEはアメリカウィスコンシン州ミルウォーキーで誕生したメンズレザーブランド。老舗タンナーの高品質レザーを使用し、ドレスシューズやレザースニーカーの他、バッグ・アクセサリーなど幅広くレザーアイテムを取りそろえている。「本物でありながら、値ごろ価格」をポリシーに、高品質なアイテムを手の届きやすい価格で販売している。


JOSHはスリッポンタイプのレザースニーカー。クッション性のある中敷きで疲れにくく、長距離歩行も楽々。脱ぎ履きが簡単で靴ひもがほどける心配がないのがスリッポンタイプのうれしいところ。

ローファーを思わせる上品なデザインは、オンオフ問わずさまざまなキレイ目スタイルにしっくり馴染む。アンクル丈のパンツを合わせて足首を見せることでカジュアルさと抜け感を出したコーディネートもオススメ。

製品情報

ビジネススニーカー JOSH ブラック

販売価格:18,480円(税込)
サイズ展開:24.5~27.0cm

 

MORALCODE 公式サイト

 

スーツに合わせやすいスニーカーを選ぶコツは?

 

ラフになりすぎない選び方のコツとしては、

・ブラックカラー

・ローカット

・スリムなシルエット

上記3点を押さえるとどんなスーツに合わせても大きな失敗はないだろう。カラーリングや形を革靴に近づけることで、悪目立ちさせることなくスーツスタイルにカジュアル要素を取り入れることができる。よりフォーマルな印象に近づけたい場合は、アッパーにツヤのあるレザーが使われているものをチョイスしよう。

 

また、ジャケパンスタイルでカジュアルさを強調したいときやファッションとしての遊び心を加えたいときには、合わせる靴下の色や柄で遊んでみるのも面白い。足元がチラリとのぞいたときのアクセントになるだろう。

色や柄を取り入れるのは少しレベルが高い…という人には、ネクタイやカバンなど他の小物と同じ色を選ぶのをオススメしたい。小物同士がリンクすることで、主張しすぎないこなれ感が簡単に演出できる。

 

ビシッとキマる革靴もカッコいいけれど、時にはスニーカー通勤を取り入れて足元をカジュアルダウンしてみてはいかがだろうか。