シザーを駆使した刈り上げで作る
遊びゴコロのあるツーブロック

■LINK

理容とエステティック融合のムーブメントを作ったパイオニア的存在なのが〔新感覚理容室〕LINK。そんな和の精神を内包するシンプルラグジュアリーなメゾンが提案するのは、オーラを放つジェントルスピリットなスタイル。この秋は引き続き、ツーブロックスタイルを推奨。LINK特有のオールシザーメイドの刈り上げテクで“遊び心”をプラスするなど、今どきスタイルだけでない。「何かが違う」と思わせるオーラをまとう男へと変身！

【カジュアルヘア】

チャレンジ精神を忘れない

アクティブ・グルーメンに

クリスティアーノ・ロナウド、デビッド・ベッカムといった、サッカー選手のアクティブセレブをインスパイアードし、サイド、バックを刈り上げたスタイル。トップ10cmは自毛の縮毛を丸アイロンで適度にストレート矯正。水性ポマードをなじませた手できっちりと横に流し、毛先を遊ばせないのがポイント。さらに、生え際部分のレザー（カミソリ）ワークや0から始まり8mmに綱らなる芝生のようなイレギュラーな刈り上げはバリカンを使わないコームワークの贅沢なお洒落技。ハイゾーンのボリュームストリュームとアシンメトリーな刈り上げを水墨画のような処理でまとめた血気あふれるジェントルマンにおすすめのスタイル。

モデル／中村ジュリオ・ユキオさん

ヘアスタイリスト／LINKデザインチーム

【ビジネスヘア】

幼さを封印！

その自信を表現したい働く男に

「一見若造に見えても、手堅く仕事を熟す実力派」に贈る、ツーブロッベースのクールモダンスタイル。刈り上げ面はすべてシザーを使用。8：2の8サイドの刈り上げは長めに、2サイドの刈り上げは短めに残すという隠れた遊び心が、責任ある仕事を任され始めたビジネスマンにピタリとハマる小ワザ。のっぺりしがちな日本人の後頭部にボリュームを持たせるべく、トップは後ろに流すことを前提に長めにカット。8：2にしっかり分けたら、ブラシを使ってしっかり前髪を立ち上げるような要領で乾かしスタイリング。今ドキのデキる男は、「しっかり額を見せる」のもポイント。自信にあふれた顔を堂々と見せるスタイルで勝負だ。

ヘアスタイリスト／LINKデザインチーム

撮影／イシワタ タツル

取材・文／山西裕美