ヒゲと上手に付き合おう!
グルーメン的シェービングライフ

男の身だしなみ特集|カミソリ負けに負けない!

ここでは取材で判明したヒゲ剃りに関しての基本情報とグルーメン編集部の提案を、まとめて紹介。これまでの記事を読んでくれた人もそうでない人も、このページを参考に自分のライフスタイルに合ったシェービングライフを満喫して欲しい。

 

Point 1 基本は“朝剃り”であると知るべし

 

丁寧にシェービングした方がイイに決まっているけど、通勤前の貴重な時間にあまり手間はかけられない。これは多くの男たちが感じでいることだろう。しかし、ヒゲが成長する時間が朝であること、肌がダメージから回復し、朝はコンディションが良くなっていることを考えれば、やはり朝剃りするのがベスト。忙しい時間にこそ、心の余裕をもって男の身だしなみに努める。これこそグルーメン読者が求める“デキる男”の真骨頂だといえる。

 

Point 2 安全カミソリVS電気シェーバー、結局どっちがイイ?

 

ズバリ言ってしまうと、最終的には好みの問題。その理由は、ユーザーのヒゲの濃さや肌の状態にそれぞれ個人差があるから。さらに安全カミソリ、電気シェーバーのどちらも現在は肌への負担を軽減し、少ないストロークでシェービングができるように工夫がなされている。それぞれの特長はこれまでの記事の中でも触れているのでそれを参考に、あとは実際に試してみて、自分の“剃り心地”やフィーリングに合うものを選ぶべし。どちらか一方に決めず、両方を併用してみるというのもアリだろう。

 

Point 3 モノ選びこそ男のお洒落の醍醐味

 

お洒落な男はモノ選びにもこだわる。好きなブランドの服を着て、お気に入りの鞄を持つように、カミソリやシェーバーにだってこだわりがあっていいはずだ。ましてや人に見せることなどないシェービングの時にイイものを使うことこそ、真のお洒落といえる。出張時に同僚がさりげなく自分の5枚刃シェーバーに気づいた時、ふいに彼女の家にお泊りした際に、キミがゆったりと洗面所で安全カミソリをあてる姿を目撃した瞬間。こんなチラリズムなシチュエーションで、自分のモノへのこだわりをサラリと見せる優越感。見えないところにこだわることも、身だしなみのひとつのポイントであると知るべし。

 

Point 4 スキンケアはシェービングにも大切な要素だった!

 

男性のスキンケアは、何も見た目の問題だけではなかった。安全カミソリ、電気シェーバーのどちらもシェービングで肌にそれなりの負担を与えるため、毎日ヒゲ剃りをする上での顔のスキンケアが大事なことが分かった。そのためにも、シェービング前はぬるま湯や蒸しタオルでヒゲに水分を与え剃りやすい状態にすること、フォームやジェルを使って肌への負担を軽減させることが肝心。多かれ少なかれ、ヒゲ剃りによって角質層がはがれてしまうため、アフターシェーブのケアも欠かさずに。仕事でストレスを溜めこんだ肌には、寝る前にきっちりと乳液などで肌の回復を促す。翌朝、ハリのある健康な状態を取り戻した肌は、シェービングのダメージを最小限に抑えてくれるというわけだ。また肌は、心のストレスも表面化させてしまうため、自分がリラックスできる時間を作ることも大切なことが分かった。健康な肌をキープすることが、カミソリ負けしにくい肌を作るということを忘れずに。

 

Point 5 肌が弱いという人は“剃らない”という選択もあり

 

どうしても肌が弱く、カミソリ負けをしてしまう人の場合、上記の方法を用いても症状が改善されない場合がある。そんな場合は、ヒゲの永久脱毛というのも選択肢のひとつ。今回取材にご協力いただいた青山ヒフ科クリニックをはじめ、ヒゲの脱毛を行ってくれるところは、多数存在する。まずは自分の肌質を調べてもらい、相談してみるのが良いだろう。ヒゲ剃りは“剃る行為”が目的ではなく、あくまで身だしなみを整えることなのだから。

 

深剃りから肌ケアへ、ユーザーのヒゲ剃りに求めるニーズが変化した今。さらなるニーズに応えるべく、次々と新たな製品が生み出され、我々のシェービング事情も変化していくことだろう。そういった変化を柔軟に感じ取ることも、お洒落な男たちには大切なポイント。新しい物をいろいろ試してみて、より効率的に自分の身だしなみを整えることが、自分をよりデキる男への成長させてくれるはず。その努力を惜しんではいけないぞ。

 

取材・文/中村 慶

 

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