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口の中が乾いている男は
レロレロストレッチで口臭予防

毎日欠かさず歯磨きをしていても、ふとした瞬間に「ニオってるかも……」と不安になる口臭。知らず知らずのうちに発生し、自分ではなかなか気付けない上、他人の口臭に気付いても指摘できないという人がほとんどという現実が不安に拍車をかける。そこで、どのような時にニオイがキツくなり、どのような対策をしたら良いのか、恵比寿と新宿にクリニックをかまえ、審美歯科医としてTVや雑誌でも活躍する『white white』院長の石井さとこ先生に話を伺った。

 

口臭の原因は口の中の唾液不足

 

「口臭には“生理的口臭”と“病的口臭”の2種類があり、起き抜けや空腹時など口が乾いている時に発生する口臭は“生理的口臭”と分類され、これは生きている以上誰もが共通して経験するものです。一方、“病的口臭”とは、ストレスや歯周病、体調不良時に発生する口臭を指し、こちらは治療など、対処法も様々です」。(石井先生)

 

前者の生理的口臭は唾液の減少が主な原因で、朝の歯磨きや、水分をこまめに取ることで緩和される。とはいえ、水分なら何でも良いわけではないようだ。

 

「コーヒーやお酒などの刺激物は逆に口臭を引き起こす原因になるので、飲むなら、唾液のpH値を崩さないミネラルウオーターが最適です。また、唾液が一番分泌されるのは何かを噛んでいる時。食事以外では、デスクワーク中にガムを噛むこともおすすめですよ」(石井先生)

 

口臭の7割は舌から発生していた

 

そもそも、口臭はどこからやってくるのか……。

 

「口臭の7割は舌の真ん中から発生しています。皆さんも良く耳にする舌苔がその要因なのですが……普段、舌は口の中のどの位置に置いていますか? あまり意識したことがないかもしれませんが、無意識に舌を置いている位置で、口臭が発生しやすいかどうかチェックできるんですよ。

 

実は、舌の正しい位置は上顎についている状態。下顎に触れるくらい下がっているという人は『レロレロ』と5回言って口を閉じてみて下さい。自然と舌の位置が上がるはずです。舌が本来の位置にあると、口蓋(上あごのザラザラしている部分)との摩擦によって自然と舌苔が掃除されると同時に、口が半開きで口呼吸になることもなくなるので、口が渇きにくくなり、口臭予防に繋がるんです」(石井先生)

 

ちなみに、舌苔を防ぐために、歯ブラシや舌用のゴムブラシでガシガシ磨いてしまう人も多いが、これは舌を傷つけるだけでなく、唾液内の善玉菌までをも取り去ってしまい、逆効果だという。

 

「口臭予防に効果的な舌を洗う方法は、ガーゼや綿棒を水で濡らして、ササッと拭くこと。これで充分です。また、歯磨きは食後30分以内に行い、菌の繁殖を防ぐことを心がけると良いですね」(石井先生)

 

歯間の汚れや食べかすも口臭の原因になるため、歯磨きのタイミングでフロスをすることも効果的だ。さらに、歯ブラシには菌が溜まりやすいため、週に一度交換するのが理想的だという。

 

最後に、後者の“病的口臭”についてだが、これは歯周病や口内炎、内蔵が悪い人に起こるもの。その場合、専門医にかかって治療をするのが一番だが、適度な運動などをしてストレスを発散したり、睡眠時間をしっかり確保したり、タンンパク質、ビタミン、ミネラルをバランス良く摂り、自らの健康管理を心がけることが必要だ。

 

 

お話を伺ったのは……

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石井さとこ先生

ホワイト ホワイト デンタルクリニック院長。雑誌・TVなど、さまざまなメディアで審美歯科治療の普及に努め、タレントやモデル、スポーツ選手などからの信頼も厚い。著書に、「口元から美人になる52の法則」(講談社)、「美歯道」(小学館)。

 

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取材・文/内田芙美