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“カミソリ負け”はなぜ起こる?
知っておくべき予防と対処法

男の身だしなみ特集|カミソリ負けに負けない!

カミソリ刃との摩擦以外にも、うっかり傷を作ったり、カミソリ負けをしてしまったりと、ヒゲ剃りでは肌へのダメージがつきもの。このような肌に対するダメージには、どのように対処したら良いのだろうか。ここでは、皮膚に関してのスペシャリストである東京「青山ヒフ科クリニック」院長の亀山孝一郎氏にヒゲ剃り時のスキンケアのポイントを聞いてみた。

 

Point 1 健康的な肌づくりには心の健康も大切と知るべし

 

シェービングによる肌のダメージを心配する以前に、そもそも自分の顔は代謝の良い健康な肌が保たれているだろうか。亀山院長によれば“肌は心の鏡”とのこと。肌は不規則な生活やストレスを溜めることにより、代謝が落ちて毛穴が開いた状態になるなど、内的要因から不健康な状態になってしまうことも。不健康な肌はダメージを蓄積しやすいため、適度な運動とストレス解消を行うことで心の健康を維持し、代謝の良い健康な肌の状態をキープしておくことが、ヒゲ剃りのダメージを軽減してくれることを覚えておこう。

 

Point 2 カミソリ負けを簡単に考えてはダメ

 

ヒゲ剃りによる肌へのダメージは、皮膚のバリア機能のメインとなる角質層が削られてしまうことが原因。無防備になった毛穴にばい菌(おもに黄色ブドウ球菌)が入り、炎症を起こすことで、いわゆるカミソリ負け(尋常性毛瘡)の状態が起こる。肌が弱いとされる人は、このバリア機能が弱いためで、ひんぱんに炎症を起こしたり症状がひどかったりする場合は、一度皮膚科で診断を受けてみることをオススメする。炎症しやすい原因が分かれば対処法も判明し、症状が改善される可能性が高まる。

 

Point 3 出血を止めるには冷やしながらの“圧迫止血”

 

シェービングの時にうっかり傷を作り、出血してしまった場合は、まず落ち着いて傷口を消毒。その後、ティッシュかガーゼで傷口を押さえ、その上から患部を冷やすと、簡単に止血できるという。都市伝説的なウワサでは「オロナインH軟膏を塗っておけば治る」などという話も聞くが、主成分はあくまで殺菌効果のためで止血効果はない。深い傷の場合に殺菌成分の割合が高い薬品を使用すると逆効果になる場合もあるため、使用するかの判断は慎重に。もちろん出血がひどい場合は、すぐに病院へ!

 

ヒゲ剃りでの肌のダメージが避けられないものである以上、まず健康的な肌を維持することが大切だと語る亀山院長。そのためには肌の内側にある“心のケア”も視野にいれたスキンケアが必要になるという。これはヒゲ剃りに限ったことではなく、トータルな顔のスキンケアにとっても重要なポイントになるだろう。

 

取材・文/中村 慶

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