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香水はちょっと恥ずかしい僕に
ちょうどいい選択肢

連載|化粧品メーカー社長がこっそり教える“浮気コスメ”

メンズコスメブランド「BULK HOMME(バルクオム)」の代表 野口卓也氏が、自社ブランド以外の愛用コスメを紹介する本連載。さて、今週の浮気コスメは…?

 

香水をつけないというあなたに

 

香り、どうしてますか?

 

僕たちが1番気になる悩みであり、女性もかなりシビアに観察しているのが、男の「香り」です。

 

――いい香りがしないとイヤ。

――でも、キザな香水を使っている男もイヤ。

 

どちらも、女性からよく聞く意見であることは間違いありません。そんな矛盾にも似たいろいろな要望を聞いているうちに、「気取ったブランドの香水をつける自分に抵抗が…」でも「香りのセレクトを間違っていないか、すごく気になってしまう」という、宙ぶらりんの状態だという人は、珍しくありません。

 

そこで、最近“第三のビール”と呼ばれた発泡酒よろしく、“第二の香水”ともいうべき選択肢ができましたので、ぜひ1度試してみていただければと思っています。

 

それが「ジェル型香水」です。

 

「この世でもっとも高度なマーケティングが必要だ」と言われる香水の世界。

 

聞いた話ですが、様々な商品がこの世にあふれる中、特に「売るのが難しい」と言われるのが香水とのことです。バルクオムでは香水を作ったことはありませんが、化粧品メーカーの立場から察するに、きっとそうなんだろうなと思わずにはいられません。

 

なんせ、唯一にして最大の特徴が「香り」一点ですから。

 

どんなにマス向けの広告を投下しても、どれだけ苦労して開発したか語っても、どれほど素晴らしい製品であるか説明しても、気に入らない香りだったら買われることはありません。そんな中、久々にセレンディピティが反応したのがこちらの商品。

 

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リーズム バイ ライジングウェーブ ジェルフレグランス (ブレイクシトラス)

60ml 600円(税抜)/フィッツコーポレーション

 

公式サイトを拝見するに、「あからさまに香水をつけるのはカッコ悪い」という理念のもと開発されたプロダクトのようです。

 

まず、香水メーカーでもあるRISINGWAVEが自己否定ともとれる(実際はニーズやシチュエーションに応じて、ということだと思いますが)全く新しい製品を開発したその向上心に脱帽せざるをえません。

 

シュッと吹きかける香水に抵抗がある人でも、もしかしたらR:ISM by RISINGWAVEの塗布する方式は慣れ親しむことができるような気がします。僕も「こういう新しいアイテムを企画したかった…」と悔しみながら、会社のデスクに置いて思い出すように使っています。

 

期待のジェル型香水はこんな使用感だ

 

使い方はごくカンタン。手首につけて、両手首をなじませるよう重ねる。そして、首にもちょっとつけてやるだけです。

 

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これだけでほどよく香り、そしてトゥーマッチではないフレグランスとしての役目を果たしています。僕が使っている写真の67番と記されたタイプは、グレープフルーツっぽい爽やかな柑橘系の香り。本気のパーティや社交の時はスーツにポケットチーフを挿し、そして格式を感じさせる香水を身にまとう僕ですが、デイリーユースはこれくらいカジュアルで使いやすいモノがちょうどいいかな、と感じています。特に夏場や、ちょっと眠気スッキリしたいな、という時には活躍します。というのも、スッと透き通るような清涼感があるからです。

 

ただし、極端に敏感肌だ…という方には、もしかしたら、しみる感じがするかもしれません。とはいえ、一般的な香水はもっと極端にアルコールベースでつくられています。要は人によるわけです。香水ユーザー、あるいはノンユーザーであろうと、新しい選択肢として1度試してみるのはかなりアリだなと感じたアイテムです。

 

価格も非常にお手頃なので、是非どこかで見かけたときは進化した新しいフレグランスだと思い出し、手に取ってみて下さい。

 

【野口卓也の連載一覧】

野口卓也の浮気コスメ01「ニベアソフト スキンケアクリーム」

野口卓也の浮気コスメ02「パパバター リップバーム」

野口卓也の浮気コスメ03「リーズム バイ ライジングウェーブ ジェルフレグランス」

野口卓也の浮気コスメ04「薬用アクネコンシーラー ダーク【医薬部外品】」

 

野口卓也(のぐち・たくや)

株式会社バルクオム代表取締役。1989年2月20日、東京生まれ仙台育ち。慶應義塾大学環境情報学部中退。ITベンチャー、飲食店の創業を経て、2013年4月2日にメンズコスメブランド「BULK HOMME」をスタート。2014年4月にクラウドファウンディングにて、メンズサロンのオープン資金となる31,396,500円を調達し、当時の国内最高額を記録。

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