umenorina-06

「高い美意識」に女子はひく!?
メンズもサラッと美しくなる時代

連載|梅野利奈のモテ・グルーメンの法則

「メイクをする男性が増えているらしい」。そういう話は頻繁に聞いていたし、実際にメンズモデルがプライベートでも女子顔負けのきれいなメイクをしている姿を見ても、さほど驚きはしない。ただし「特別なメンズに限ったもの」と、思っていた。その辺のメンズはそんなことしないだろうって。

 

ところが、そうでもないということに気づいてしまった。私は現在、学生の顔を持つため、20歳そこらの同級生たちに囲まれているわけだが、その中で「メンズの美意識はとんでもなく急上昇している!」という事実を知ることとなった。メイクとまではいかなくとも、彼らはヘアスタイルや体型、肌などさまざまなパーツを磨き上げることに余念がない。あぁ……特別なのではなく、すでに一般化していたのだ。

 

しかしながら、女子はそんな姿をどう思っているのか……。例えば、ナチュラルメイクにツヤツヤなストレートヘアという、実際はどうであれ「私そんな力入っていません」的な余裕を醸し出す“素”美女に男が弱いように、女子だって「俺、そんな美意識とかどうでもいいんだけど?」という“素”美男が好き、ということはないだろうか。だとしたら、男性の美意識の表現だって、いまや女子同様「見せ所」を計算する必要があるのかもしれない。

 

例えば私と同業種の男性は、仕事柄美意識が高い人が多く、脱毛やら、眉のカットや肌の手入れまで、さまざま気を付けているわけだが、その姿に対する女性の同業者の評価ははっきり分かれる。「ちょっとやりすぎ。気持ち悪い」というネガティブな意見があるのも事実だ。さらに言うならば、そういう美意識高めのメンズに対し、プレッシャーを感じるという女性もいる。「男の俺でもこんなにケアしてんのに、お前その肌ってどういうこと?」なんて責められるのでは……!と、ビクビクしてしまうのだとか。

 

「え~よく夜中にそんな食事できるね?」とさげすんだ目で見てきたり、自分の前でも平気で手鏡ばかりみて「メイク崩れたかも~」と言ってきたり……こんな女子の言動に男がうんざりするように、美意識が間違った方向に表現されてしまうと、男だって単なるイヤ~な奴になってしまいかねないのだ。では、どうすればいいのか。それは、メンズが今まで女性に求めていたものと同じである。

 

美意識の高さは「人におおっぴらに表現してはいけない」のだ。人にお見せするのは、その努力の過程ではなく、美しくなった結果を! まぁ、これは男だけに言える話ではなく、私たちも肝に銘じたいところなのだが……。

 

彼女の前でちらちらと鏡に映る自分をチェックしてしまう、彼女と一緒にいるのに丁寧すぎるほどスキンケアをしている、などなど……そんな美意識の高さに女性は「あなたって結局、自分が一番好きなのよね」なんて悲しい目で見ているのかも。メンズも一見頑張り過ぎていない、サラッと涼しい顔で美しくなる……こんな時代なのかもしれない。

 

まぁ、私が勝手に考えすぎているだけかもしれないが、こんなことを語る時代になったものか、とつくづく驚かされる。しかし、時代の流れは止まらない。確実にメンズはどんどん美しくなる、これは間違いないだろう。

 

 

umeno-rina

梅野 利奈(うめの・りな)
ビューティープランナー・美容ライター。外資系経営コンサルティング会社、国内化粧品会社でマーケティング・商品開発に携わり独立。現在は、社会心理学を研究しながら、みんながキラキラになれる「心理美容」を提唱。美容雑誌やファッション誌での執筆活動を中心に、結婚相談所では男性向けセミナー講師なども勤めている。著書に『ブスデトックス~イイ女の逆引き美容テクニック集~』(スタンダードマガジン刊)、『会って3秒で「ステキ」と思わせるデート・お見合いの服装&身だしなみ』(学研刊)。

▶梅野利奈の他の記事を読む

 

 

■バックナンバー

ただ「鍛えればモテる」は勘違い、目指すはスリムなチーターボディ

スーツとブラの意外な関係♪ サイズ選びが招く失敗

腹筋よりも、鍛えるべきは笑顔筋。男だって笑顔がなきゃ愛されない

成功者はスン、失敗者はダラ~ン。男の姿勢はすべてを台無しにする

仕事も恋愛も太陽の男で!「ちょい黒肌」がうまくいく