ユニリーバ・ジャパンが20代~50代の男女800人に実施した調査で、男の見た目のかっこ良さは、生まれ持ったものではなく、気遣いや努力で改善できる要素であることが明らかになった。「男の見た目のかっこ良さを決める要素は何か」という問いに、女性の73.3%、男性の49.5%が「清潔感のある健康な髪」と回答。次いで「活力を感じさせる表情」「姿勢や歩き方などの身のこなし」という回答が半数以上を占めたのだ。
では、ビジネスの現場で男たちはどう評価され、それらをどう受け止めているのだろうか。まずは女性たちの声に耳を傾けよう。
同僚の見た目、平均値は56.5点と女性から不満の声
職場に男性社員がいる女性に「職場の男性社員に点数をつけるなら?」と聞くと平均値はまさかの56.5点。「男性社員はもっと見た目を気にするべきだと思うか」は83.1%が「そう思う」と回答した。注目すべきは、「男のかっこよさはある程度本人次第で変えられると思うか」という質問。なんと、91.4%の女性が「そう思う」 と回答。多くの女性が、見た目に無頓着な男性に対して不満を感じ、行動を起こして欲しいと願っていたのだ。
男たちは、見た目を磨けばビジネスでチャンスが広がると自覚
一方、男は自分たちの置かれた状況をどのように感じているのか。なんと、80.9%の男たちが「社会的に成功していて、周囲の尊敬を集めるような男は見た目もかっこいいことが多い」と気づいていた。さらに、「もっと自分の見た目を磨けばビジネスでチャンスが広がるかもしれないと思うか」という質問に対しては、69.8%「そう思う」と答えた。
見た目の良し悪しで年収に121.9万円の差
そして、現実にも恐ろしい調査結果が……! 「見た目が平均以上」と自認する男と、「見た目が平均以下」と自認する男では、年収に121.9万円の差があることが明らかになったのだ。気遣いや努力で改善できるなら、「自分はそもそもかっこ良くないから」などと、容姿に目を背けている場合ではない。毎日のシャンプー、洗顔後の化粧水、立ち姿勢、歩き方。ちょっとした身だしなみに気遣うという当たり前の行動を、まずは見直そう。
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文/GROOMEN編集部