秋はニオイの季節…ピンチの前に
脱スメハラでチャンスを掴め!

グルーメンへの道|肥満・剛毛・不潔な40代からの脱却

先日紹介した「吊革を持つそのワキ、大丈夫? チビージョを襲うスメハラの大罪」で、秋・冬はニオイに直結する“濃い汗”をかくハイシーズンであるということが分かった。清潔感あふれるビジネスマンを目指す男性にとって、これは由々しき事態である。自覚なきスメハラ予備軍とおぼしき小生も、さっそく『湘南美容外科クリニック MEN’S銀座院』の佐藤政広院長にその事実を確かめることに。そして、ひとすじの光明と思われる「miraDRY(ミラドライ)」というキーワードを胸にクリニックへと向かった。

 

「たしかにその傾向はありますね。ワキ臭は、アポクリン腺から出るタンパク質を菌が分解することによって発生するので、おっしゃっている“濃い汗”というのは、たんぱく質が多く含まれている汗ということになります。水分をこまめに補給する夏場に比べ、秋はそれほどでもない。つまり、秋の方が汗をかく量が少なく、その分、同量の汗に含まれるたんぱく質の割合が多くなるわけです。体臭の一因がたんぱく質の分解によるものである以上、ニオイが強くなってしまうのは、仕方ないと言えますね」(佐藤院長)

 

しかし、目には見えないニオイ問題。スメハラを引き起こすまでのワキ臭かどうかは、自分ではなかなか分かりづらいもののような気もするが……。

 

「一般的に日本人は欧米人に比べ、体臭は弱いと言われていますが、日本人の食事の欧米化に伴い、それも一概には言い切れません。まずは自分でニオイの度合いをチェックしてみることをお勧めします。クリニックでも行っている確認方法としては、清潔なガーゼをワキにはさんで10分ほどそのままにし、そのガーゼに付着したニオイをかいでみる。シンプルな方法ですが、これで簡単なチェックが可能です。自分で気になるようなニオイならばワキガの可能性がありますし、さらに服やガーゼが黄ばむ傾向がある方は、その可能性がさらに高まります。まずは自分でワキガの可能性を確かめること。これが早期解決の糸口になると思います」(佐藤院長)

 

さらに佐藤院長は、スメルケアに気を配る男性の意外な欠点も教えてくれた。

 

「制汗スプレーなどでケアされている方は多いと思いますが、使用量を間違えると、逆に毛穴が詰まってしまい毛嚢炎や色素沈着を起こすことがあります。それほどのニオイがあると自覚されているなら、やはり治療を行う方が、根本的な解決になると思います。そんな悩みを抱えている方に、当クリニックではミラドライの治療を勧めています。これまでの切開式の施術に比べ、多くのメリットがあるので、まずは相談にいらっしゃって欲しいですね。当クリニックではメールによる無料相談も受けつけていますので、まずは気軽に相談していただければと思います」(佐藤院長)

 

佐藤院長によれば、ミラドライは皮膚を切らずに短時間での施術が可能なため、他人に気付かれることなく、傷も残らない。また、長期間の効果が期待できるので、一度切開式の施術を経験し再発した人が、ミラドライによる治療を受けにくることも少なくないという。賢明なグルーメン諸君よ、ニオイが強くなる秋にこそ、ピンチをチャンスに変えるべし。まずは自分がスメハラ予備軍である可能性を自覚し、ワキ臭退治の専門家がすすめるミラドライによる施術を受けるキッカケを掴みとれ!

 

お話を伺ったのはこの方

 

sato

 

佐藤政広(さとう・まさひろ)
湘南美容外科クリニック MEN’S銀座院 院長。美容外科医・乳腺外科医。ワキのニオイや剛毛、薄毛などのコンプレックスから男たちを解放してあげたいという思いから、女性患者メインの美容外科から男性美容専門医に転身。好きな言葉は“感謝”。

 

■参考リンク
ミラドライ

ミラドライ導入クリニック一覧

 

中村 慶(なかむら・けい)
フリーライター・編集。1972年生まれ。“肥満・剛毛・不潔”な現状からの脱却を図り、“ステキな40代男”を目指すべく奮闘中。

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