あなたも“サバ美ーマン”!?
デキる男のワキのニオイと汗対策

昨年末にリクルートが発表した「2015年のトレンド予測」で“サバ美ーマン”なるトレンドワードが挙げられた。“サバ美ーマン”とは、サバイバル+美活+サラリーマンの造語。ビジネスで生き残るため、スメルケア(ニオイ対策)などに余念のないサラリーマンのことを指すワードで、「自分のこと!?」と感じる読者も多いのではないだろうか。ビジネスシーンにおいて、そういった身だしなみが求められているこの頃、ますますボデイケアに関心を持つ男性は増えていくはず。

 

例えば、当サイトで何度も取り上げている最近の“スメルハラスメント”事情。この“スメハラ”という言葉が定着した昨今、男性化粧品メーカーでは、ニオイを発する要因や対策を臭気判定士などの専門家が指南するセミナーを実施している。そのセミナーに会社ぐるみで参加し、企業がスメハラ対策に乗り出しているという現状もある。また、ある調査によると、職場の女性社員は男性社員の約1.5倍も厳しく他人の身だしなみをチェックしていることが判明した。その中でも女性社員が、男性社員の第一印象として重視しているのが“清潔感”。職場での女性社員の比率が約半数近くに達する中、ワキガやミドル脂臭など様々なニオイが発生する男性にとって、身だしなみに気を遣わないでいることは、職場で由々しき事態を引き起こす可能性をはらんでいることになるわけだ。

 

そしてスメハラ要因の上位に挙げられるのが「ワキのニオイ」。デリケートな問題だけに周囲も本人もオープンに打ち明けられず、事態を難しくしてしまうことも。また本人の自覚のあるなしによって、問題がさらに複雑化してしまう場合もある。さらに日本人は、世界で一番ニオイにとても敏感な国民だと言われており、よりスメハラ問題になりやすい土壌があるという点も深刻な問題といえる。そんな中、注目を集めているのが「miraDry(ミラドライ)」。ワキのニオイを抜本的に改善するために切開する従来の手術と比較すると、以下のようなメリットが挙げられる。

 

・マイクロ波エネルギーを照射する特殊なハンドピースをあてるだけ

・皮膚を切らずに手術同様の長期効果が期待できる

・短時間の施術でわきのニオイと汗の両方に効果がある

・傷がなく、日常生活に支障をきたすこともほとんどないため、他の人に気づかれない

 

これらは、ワキのニオイに悩んで居る人にとっては大きなメリットとなるだろう。制汗剤などを使用することは一時しのぎの対策である以上、自分がニオっているのではないか?という疑念は常につきまとう。それならば抜本的な改善を行うことで、そんな悩みから解消される「miraDry(ミラドライ)」、検討しない手はないはずだ。

 

それにしても、このサバ美ーマンなる言葉。男性美容に対しての意識を高めるという点ではトレンドワードとして注目されて欲しいと思いながらも、この言葉の“サバイバル”感がいささか気になる。そもそも男性の身だしなみへの気遣いは、そんなサバイバル感から生まれるものではないはず。グルーメン読者には、サラッと自然に周囲に気遣いをしながらスメルケアを心掛ける“サラ美ーマン”になることをオススメしたい。もっと前向きに、ダンディズムに通ずる“男磨き”として男の身だしなみを実践していこうではないか。

 

 

■参考リンク
ミラドライ

ミラドライ導入クリニック一覧

 

文/中村 慶