女3名が集まり“男の身だしなみ”について本音で語り合う「女の本音ぶっちゃけ座談」。今回は男なら誰もが1着は持っている戦闘服、“白シャツ”がテーマ。
日々、多くのビジネスマンを見ている丸の内・受付OL3人組が、ドキッとする白シャツ、残念な白シャツの着こなし方について語る!
<座談会メンバー>
上田逸美さん(24歳・会社受付)
「趣味はカフェ巡り♪ 好きな男性芸能人は玉木宏さんみたいな大人な男性」
真鍋ゆいさん(28歳・会社受付)
「受付の仕事は一期一会。笑顔を忘れず丁寧な対応を心がけています」
片岡奈津さん(26歳・会社受付)
「料理教室で働きながら会社受付として働いています。夢は素敵なお嫁さん❤」
――まずは皆さんが、白シャツに抱くイメージについて教えてください
真鍋ゆい(以下、真鍋) 白シャツって爽やかで好きです。オフィスでは今の時期はジャケットを着ている人が多いんですが、お昼休みにジャケットを脱いで白シャツ姿になっているのを見たとき、シャツにピシッとアイロンがかかっていると素敵だなって思います。オフの日に白シャツにデニムを合わせた格好なんかも好きです。
片岡奈津さん(以下、片岡) ちゃんとアイロンがかかってるのは大事ですよね。たまに「もしかして、二日連続で着てるんじゃない?」って思っちゃうほどヨレヨレな人もいますよね。白だから汚れも目立ってしまうし、心配になっちゃいます(笑)。
上田逸美さん(以下、上田) 確かに。少しシワがあるくらいなら「忙しかったのかな…」って思うけど、黄ばみや汚れは引いちゃうかも。
真鍋さん あと半袖Tシャツが透けてるのやじゃない?
一同 うん、やだ!
真鍋 Tシャツでもタンクトッップでも、肌着感のあるインナーが透けていると、オシャレとかあんまり気にしないタイプなのかな…って残念に思っちゃう。
上田さん なんか最近、ベージュのインナーを着ている人がいませんか? 白シャツを着ても透けないし、インナーラインがわからないようになってるやつがあるって同期が話しているのを聞いたことがあります。
片岡さん すごい! そんなのあるの?
上田さん ユニクロのAIRismから縫い目のないシームレスタイプのベージュが出ていて人気なんですって。
真鍋さん ベージュが人気なのは意外。でも私たちも白い服を着るときは、透けたり下着のラインが見えないようにベージュのインナーを着ることがあるし、それもオシャレのうちだと思うから、そういうインナーを着て気を遣える男性って素敵って思う。
片岡さん うんうん。それにそんな機能的なインナーだったら透けないだけじゃなくて、汗をかいたときもヒタヒタとはりつかなさそう。だから清潔感もありますよね。
真鍋さん 汗でピタッと張り付いてるのは嫌だよね。素肌に白シャツとかは清潔感がないから絶対やだな。
上田さん でも、透けててもかっこいいなって思うインナーもあるんですよね。なんかタンクトップはタンクトップでも背中とかが広く開いてるスポーティなデザインでオシャレなタンクトップ! わかりますか?
片岡さん うんうん、わかるかも。透けることまで計算してインナーまでこだわってる人ってオシャレだなって思うし、センスが良くなきゃできないですもんね。でもそれには体格も大事かも。
――体格って具体的にはどんな感じがベスト?
片岡さん 胸板が厚いというか…(赤面)。シャツが余りすぎず、全体的にはジャストサイズなんだけど胸板や二の腕は筋肉があるんだなって分かる感じです。でもはっちゃけ過ぎてるのはヤダ…。さりげないタイト感だからこそ、好感が持てます。
――例えば芸能人だと、どの人の白シャツ姿が素敵だと思いますか?
上田さん 藤木直人さんとか。
片岡さん 私は玉木宏さん。
真鍋さん 私は堤真一さん。腕まくりして欲しいです。
一同 して欲しいー!
片岡さん 最初は留めてて、ボタンを外してまくり出すのがいいよね。
真鍋さん それ最高!
——どういうシチュエーションでまくって欲しい?
真鍋さん 仕事終わりに、カジュアルなお店に行って腕をまくったりしたときとか…、ピシッとしていたところからいきなり崩されるとキュンとしてしまいますね。
上田さん ピシッとしたところからっていうのが大切ですよね。まくったときに見える少し筋張ったキレイな腕とか見えたら、さらにキュンとしてしまいます。「白シャツ姿が素敵!」ってモテる男性の共通項かも。
片岡さん 本当ですね、私たちに”女子力”って基準があるなら、白シャツをどれだけ自然に着こなせてるかは”男力”を測るバロメーターかも。
男性諸君、暖かくなるこれからの季節に用心すべきことは3つ。「ヨレヨレ、黄ばみ、透けてる半袖」だ。すべてが新しく始まる4月、まずは体を鍛えて胸板を厚くすることからスタートしよう。そしてユニクロに行ってベージュのインナーを手に入れて、会社帰りにはここぞとばかりに男を見せるべく腕まくりするべし!
撮影/さとうのりゆき
取材・文/諫山由梨子