美人指導委員と1,2,3!
オフィスで目覚めのラジオ体操

ラジオ体操というと、“小学生の夏休みの日課”や“シニア層の健康維持”といったイメージが強く、働く男には関係ないと思うかもしれない。しかし考えてもみれば、3分程度の短い時間で全身の筋肉を使うラジオ体操は、運動不足で忙しいビジネスマンにこそ打ってつけの運動ではないだろうか。

 

働く男たちの体に効く運動の集大成

 

お馴染みのラジオ体操第一・第二だが、ふたつの体操の特徴はそれぞれ異なる。第一は老若男女誰でもできるような、体全体の筋肉や関節をバランス良く動かすことを目的とした運動だ。第二は、第一と比べて運動量がアップし、ダイナミックな動きで体力・筋力の強化が期待できる。当然ながら、ひとつひとつの動きにはそれぞれきちんと効果がある。例えば、第一の中で体を前後に大きく曲げる運動。腰部の圧迫を解消することができ、腰痛予防に効果的だ。この動きで思わず「ウッ」とうめき声を上げてしまう人は、腰まわりの筋肉が固まっている証拠かもしれない。

他にも肩こり解消や血行促進など、ビジネスマンの体に効く動きがおよそ3分の間にぎゅっと詰まっており、ポイントをしっかり押さえて行えば、終わった後にじんわりと汗をかくほどの運動になるのだ。

 

ラジオ体操のプロフェッショナルが、オフィスで実演!

 

ラジオ体操

 

意外と奥の深いラジオ体操だが、正しく行わなければ効果も半減。そのポイントをオフィスでじっくり学べるのが、かんぽ生命保険(以下、かんぽ生命)の「ラジオ体操☆おでかけワンポイントレッスン」だ。指導委員と共に企業やイベントに赴き、正しいラジオ体操のやり方をレクチャーするという試みで、2013年からスタートした。実は、ラジオ体操はかんぽ生命の前身である逓信省簡易保険局が1928年に「国民保健体操」として制定したもの。同社は現在もさまざまなラジオ体操の普及活動を行っており、このレッスンもその取り組みのひとつだ。

 

レクチャーをしてくれるのは、大橋美加さん(写真左)と小野梨沙さん(写真右)。笑顔が素敵なこのおふたり、実はNHKの「テレビ・ラジオ体操」でアシスタントをしていた経歴も持つ、いわばラジオ体操のプロフェッショナル。腕の上げ下げ、足の開き方、指先の動きまで、ひとつひとつが丁寧で完璧なふたりの実演には目からウロコだ。

レッスン参加企業はメーカーや広告会社、工務店など多種多様。初めは会社のイベントなのでなんとなく参加してみたという人も、丁寧で楽しい指導を受けている内に思わず笑顔に。終わった後は多くの人が「思ったより楽しかった」「気分がスッキリした」と満足げな様子だという。

 

レッスンは、要望があれば日本全国の職場に出張可能とのこと。指導委員ふたりの爽やかな笑顔を励みに、気持ち良〜くリフレッシュしよう。

 

■関連リンク
ラジオ体操・みんなの体操|かんぽ生命

文/芳賀直美(OUTSIDERS Inc.)