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カレーVSかつ丼、うどんVSそば
免疫力をあげる食事はどっちだ?

連載|管理栄養士ほっけの「賢く男メシ」

インフルエンザや感染症が流行る季節になってきた。予防接種などの対策ももちろんあるが、感染症に対して、自分自身の免疫力を高めておくことも大切である。そこで今回は、健康の3原則「栄養・運動・睡眠」の中でも、免疫力を高める食材・食事についてご紹介。

 

早速、グルーメン諸君にも取り入れやすい食事を例に挙げてみた。似たようなメニューだが、選び方を変えるだけでも免疫力は変わってくる。さて、どちらがより免疫力を高めてくれるか、クイズ形式でチェックしていこう。

 

どっちが免疫力を高める食事かバトル!

 

1.ヨーグルトVS牛乳
同じ乳製品だが、正解はヨーグルト。近年も何かと話題になっている商品もあるが、やはり腸内環境を整える乳酸菌で作られるヨーグルトは◎。乳酸菌は腸内の善玉菌代表であるビフィズス菌のサポーター役であるので、毎日コツコツ摂ることがベスト。コンビニなどで売っている1人前のカップヨーグルトなら1日1個を目安に食べるようにしよう。

 

2.ポテトサラダVSかぼちゃサラダ
似たような野菜だが、正解はかぼちゃ。じゃがいもには抗酸化作用や免疫力強化作用のあるビタミンCが多く含まれるが、熱を加えるとビタミンCの損失が大きい。同じサラダなら、感染症予防ビタミンと言われるビタミンAが豊富なかぼちゃサラダがオススメである。また、ビタミンAは脂溶性であるため、サラダに使うマヨネーズやドレッシングはノンオイルでないものが良い。

 

3.カレーライスVSかつ丼
ランチで迷うことも多いであろうこの選択肢、正解はカレーライス。外食の中でも比較的野菜を多く摂ることができ、スパイスで体が温まる効果もある。トッピングでたまごやハンバーグをプラスすれば、免疫物質の構成成分であるタンパク質をしっかり摂れるので、さらに効果的だ。ただ、丼ものなどの単品料理はご飯や麺などの炭水化物主体のものが多く、早食いやエネルギー過剰摂取になりがちなので、注意が必要。サラダをプラスするなどして、食べ過ぎや早食いを防ごう。

 

4.ペペロンチーノVSミートソース

正解は、ペペロンチーノ。風邪予防で有名なにんにくが入っているペペロンチーノは、この時期オススメメニューのひとつ。調理に欠かせないニンニクだが、ニンニクのニオイの元となるアリシンという物質は抗菌作用がある。さらに唐辛子のカプサイシンは体を温め、発汗を促す働きがある。鶏肉やアサリなど、具材がたっぷりはいっているものがベスト。サラダセットなどで野菜もプラスし、バランスも整えればメタボ対策にもなる。

 

5.うどんVSそば
手軽な麺類ならそばを選ぼう。そばにはルチンというポリフェノールの一種が含まれ抗酸化作用があり、免疫力アップが期待できる。できれば冷たいざるそばよりも温かいそばがおすすめ。また、大根おろしを加えることにより、辛み成分がさらに抗酸化作用を高める。

 

食べ過ぎ、飲みすぎ、睡眠不足にも気を配りながら忙しい年末年始を楽しんでいこう。

 

ほっけ

管理栄養士。病院、クリニック、企業でのメタボ指導、栄養指導を3,000人以上経験。病気の一次予防の重要性を感じ、若年層への食事や運動の見直しや気付き、改善へと導く提案を発信。

 

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