「はかる」と「学ぶ」で意識改革
タニタ式“朝活”で脱メタボ!

実りの秋、食欲の秋。秋の味覚を食べ過ぎた結果、お腹まわりについてしまった憎きぜい肉を減らすため、そろそろダイエットを始めるべきかもしれない。とはいえ、ランニングやジム通いをしようにも、忙しいビジネスマンは体を動かす時間がなかなか取れないのが現状だ。そこで、健康計測機器メーカー・タニタの広報課・横田さんに、普段の生活の中で取り入れられるダイエット方法を聞いてみた。

 

ダイエットの第一歩は、自分のからだの数値を知ること

 

「まずは自分の体重・体脂肪率だけでなく、筋肉量や基礎代謝量などの“体組成”をはかることをおすすめします。太ってしまった原因を確認し、わずかな体の変化に気づくためには、自分のからだの数値を知ることが大切。まず現状を把握することで、改善に向けてのダイエットを実行に移すことができます。はかることから始まる健康づくりでカッコいいからだを手に入れましょう」

 

横田さんによれば、定期的に体組成をはかって可視化することに加え、活動量計を携帯し生活の振り返りをすることも重要だという。消費カロリーや歩数などをはかることで、「今日は最寄駅よりひと駅前で降りて、徒歩で会社に行こう」「エスカレーターやエレベーターは乗らず歩数を稼いでカロリーを消費しよう」などと意識して行動するようになり、結果的にダイエットにつながるというわけだ。

 

現実を直視したくないあまり、改めて体組成や活動量をはかるのは躊躇してしまうかもしれない。だが、無理な運動を始めるよりも、まずは体組成計でのボディチェック、そして活動量計での消費カロリーチェックがダイエットの第一歩と言えそうだ。

 

話題のあの食堂で体が変わる“朝活”を

 

そんな「はかる」ことの習慣づけ、日常的なカロリー消費と摂取のバランスをキープする方法を学べる教室がある。それが10月9日からスタートする『タニタ式ボディファンデーションクラス』だ。これはビジネスパーソンに向けたさまざまな授業を開講している「丸の内朝大学」の講座のひとつで、東京・丸の内「丸の内タニタ食堂」をメイン教室としてタニタが主催、毎週木曜(フィールドワークは土曜)の7時半から1時間に渡って講義が行われる。全8回の講義を通して、体組成、栄養学、腸内環境などについて学ぶことができ、簡単にできる筋力アップ・消費カロリーアップの方法や、外食時にカロリーオーバーにならない食べ方など、日常で役立つダイエットや健康維持のコツを基礎から伝授してもらえるのだ。

 

おすすめポイントのひとつは、丸の内タニタ食堂にあるプロフェッショナル仕様の体組成計での計測。開講中、受講生は毎回計測が可能で、体重や体脂肪率はもちろん、部位ごとの筋肉量や脂肪量、内臓脂肪レベルなども細かく計測することができる。また、活動量計が受講生に支給され、日々の消費カロリーや歩数の管理も可能。自分のからだの変化を数値で細かくチェックでき、ダイエットのモチベーション維持にも繋がるはずだ。

 

さらに、ベストセラーとなった『体脂肪計タニタの社員食堂』(大和書房刊)シリーズの全ての編集に携わるタニタの管理栄養士・荻野菜々子さんによるクッキング教室や、外部トレーナーを招いたイメージトレーニング・ボイストレーニングなどのフィールドワークも充実。「話し方や立ち居振る舞いについても指導を受けることで、見た目だけでなくトータルでの印象アップもサポートします」(横田さん)と、頼もしい限りだ。

 

受講申し込みは丸の内朝大学のWEBサイトから。人気のクラスのため現在は定員に達してしまっているが、キャンセルが発生すれば申し込み可能とのことなので、募集再開を見逃さないようにしよう。「はかる」ことから始めるダイエットと健康管理、この機会に一から学んでみては。

 

■関連リンク

丸の内朝大学「タニタ式ボディファンデーションクラス」

 

 

文/芳賀直美(OUTSIDERS Inc.)