「美容に無関心」は致命傷!?
カッコよくなりたい40代男

「美容に興味がある男性は~」と聞くと、なんとなく10代の若者の話のような気がして、自分には関係ないと思ってしまう…そんなグルーメン世代の男がいたら、この調査結果に衝撃を受けるだろう。

 

美容に興味関心のある40代男は約半数!

 

メンズシェーバーでも定評のあるパナソニックが、40代から60代の男性を対象に行った「男性の美容意識に関する調査」。その結果を見て驚くのは、特に40代のほぼ半数にあたる48%が「自分自身が美容に興味・関心がある」と回答した点だ。

 

「10年前と比べて、世間一般的に男性の美容意識が高まっていると思いますか?」との質問に、全体の81%が「そう思う」と答えたのはうなずけよう。実際、メディアを通してだけでなく職場や外出先で男たちが身だしなみに気を遣っているなと感じるシーンは増えているからだ。しかし、40代の男たちが自分自身に対して美容を意識していると答えているのには、おおげさながら時代の変化を感じる。

 

もはや男を磨いて美しく輝きたいという願望は世代を超えつつあるのである。

 

カッコよく年を取るために、美容行動はマスト

 

なぜそれほどまでに、40代の男たちの美容意識が高まったのか…。シンプルに考えれば、自分が気分良く生活するため、もしくは家族とりわけ妻や娘に嫌われないためと考えるのが一般的かもしれない。しかし、ここでも40代の男たちの回答はこれまでの感覚を裏切るものとなっている。

 

40代の男たちが美容を気にしている背景には「周囲からかっこいいと思われるように年齢を重ねたい」と思っていたのだ。実に44%がこのように答えているのは注目に値する。

 

社会の意識の移り変わりは男性美容市場にも現れていることは数字が明らかにしている。どの世代を対象とした男性美容アイテムも売上が拡大している。「なりふり構わず働いて男臭いのが男のあるべき姿」とされていた時代はとうに終わっている。今や身だしなみを整えて清潔感を維持するのは当たり前。さらに男にとって大切なのはいかに若々しく男として輝いていることができるか、なのである。

 

その基本としてあるのがメンズシェーバーだ。年々最先端の機能が付加された商品が市場に投入されており男性たちもヒゲのエチケットは最低限の身だしなみとして欠かせない。40代男性の美容意識も今後どんどんヒゲの美容ケアを底辺として積極的な拡大を見せるに違いないだろう。

 

文/湖衣