GROOMEN読者の皆さま、こんにちは。
もうすっかり秋となりましたね。厳しい炎天下で熱風を浴びせられるような暑さが続いていた日々から、急激な気温の変化で体調など崩されておりませんでしょうか?実は、暑い夏を乗り越えた肌には非常にダメージが蓄積しているので、意識してケアしていくことが大切です。
夏の強い日差しにさらされた肌は、紫外線によるダメージを受けているので、放っておくと加齢に伴ってシミやしわ、たるみなどにつながってしまうことも。また、汗をかくたびにゴシゴシと肌をこするように拭いてしまったり、テカリが気になるあまり過剰に皮脂を取り去ってしまうと、それが皮膚の乾燥や傷みの原因になることもあるのです。
そのため、この季節にこそしっかりとしたスキンケアを心がけることが必要です。とはいえ、特別なことではなく、肌表面の余分な皮脂や汚れを優しく洗い流し、失われた水分を化粧水で補給したら、乳液でうるおいと美容成分を閉じ込めてカバーする、といった3ステップを忠実に行うことが大切。
過酷な夏を過ごした後にスキンケアを見直すか否かによって、数年後の肌は格段に差が付きますので、いまからできるお手入れをしていきたいですね。
そこで、今月の連載第42回目は改めて見直したいスキンケアの基本3ステップを格上げしてくれる、メンズのためのオーガニックスキンケアブランド「BLUE(ブルー)」の3アイテムをご紹介いたします。
左から順に、
FACE WASH(洗顔) 72g 2,860円(税込)
SKIN CONDITONER(化粧水) 100mL 2,860円(税込)
MOISTURE MILK(乳液) 100g 3,080円(税込)
BLUE(ブルー)は男性の肌研究から生まれたオーガニックスキンケアブランド。厳しい環境でも生き抜く植物や花や果実などのエキスを中心に、男性の4大肌悩みである「ニキビ・テカリ・乾燥・エイジング」に働きかける原材料を厳選して使用しています。ブランド創業者自身が肌荒れに悩んだ経験から生まれたアイテムは、自然がもたらす恵みによって肌を美しく、その使用感によって心までも満たしていくことを目指しており、新しいブランドながら高い完成度が評判となっているのです。
まずご紹介したいのが、メンズスキンケアにとっての基本であり、私個人としてはブランドの実力が反映されやすいと思っているFACE WASH(洗顔)です。
容器から手に出してみると適度な硬さのクリームから心地よい爽やかな香りがフワッと漂ってきます。こちらは柚子の天然精油を使用しており、スッキリとした印象。赤っぽい色味は、汚れの吸着成分として配合されたフランス産のレッドクレイによるものだそうです。
泡立てネットにぬるま湯を足しながら揉み込んでいくと、さらに香りが広がるのと同時にみるみるリッチな泡ができていきました。洗顔料の量に対して驚くほどの泡立ちです。
ネットから泡を引き出すとこのボリューム。実際にこちらで洗顔してみると、しっかりした弾力で泡持ちが良く、顔全体を洗い上げるのには十分。途中で洗顔料を足す必要もありませんでした。
洗顔後の肌はスッキリ感がありながら、必要なうるおいが残されたようなしっとりさもあり非常にバランスが良い使用感です。柚子の香りに包まれてリラックスでき、ものすごく満足度が高かったです。
次にご紹介するのは、洗顔後の清潔な肌にたっぷりと水分を補給してくれるSKIN CONDITONER(化粧水)です。
こちらはみずみずしく、サラッとした印象のテクスチャー。手のひらに適量を出してから、両手でなじませるように肌に広げていきます。
今回画像では手の甲をサンプルとして出していますが、洗顔後の肌になじませていくとウォータリーな質感ながらも上滑りせずに、ぐんぐんと吸い込まれていくような感覚でした。
そして最後にご紹介するのが、スキンケアの仕上げとして水分補給した肌をカバーするMOISTURE MILK(乳液)です。
スキンケアの基本は洗顔、化粧水、乳液の3ステップであることは間違いありませんが、ベタつきが苦手で乳液を避けてしまう方も多いと思います。
確かに、保湿力の高い乳液はなんとなくベタつくイメージがあるかもしれませんが、男性向けのスキンケアアイテムに関しては、サラッとした仕上がりになるようこだわって作られたアイテムが増えてきています。ベタつき問題はアイテムを変えるだけで簡単に解消できるかもしれませんよ。
これまで何を使ってもベタつきが気になってしまった…という場合には、もしかしたら知らず知らずのうちに適量以上を肌に塗布していた可能性も。
こちらの乳液はプッシュ型容器のため1回分の適量が簡単に出せるので、出しすぎによるベタつきを防ぐことが可能です。さらに、商品説明によると、5種類以上の植物由来成分によって、サラッとした使用感と高保湿の両立を実現したとのこと。早速試してみたいと思います。
手のひらに出してみると乳液特有のしっとりクリーミーなテクスチャーですが、肌に伸ばしていくとスーッと素早くなじんで落ち着きます。
肌になじんでからはうるおいを感じるしっとりさはありつつ、表面は驚くほどにサラッとした仕上がりに。シリコンポリマーの配合により肌上に厚くなめらかな膜を形成することで外部刺激から肌を守りながらうるおいを閉じ込めてくれるのだとか。まさに、乳液が苦手という男性にオススメしたいアイテムです。
さて、今回ご紹介したメンズのためのオーガニックスキンケアブランド「BLUE(ブルー)」の3アイテムはいかがでしたか?個人的な感想として、とにかく各アイテムの完成度が驚くほど高くコストパフォーマンスが良いこと、3ステップで完結するシンプルなスキンケアがすばらしいと思いました。肌の疲れが気になるときは、ついプラスアルファのアイテム導入を考えがちですが、まずは基本となる3アイテムを見直してみるといいかもしれません。
では、また次回も本連載をご覧いただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
齋藤 玲緒奈 (さいとう れおな)
株式会社アバハウスインターナショナル マーケティング部 部長。1978年生まれ仙台市出身。明治大学経営学部卒。新卒で入社以来、プレス・販売促進としてキャリアを積み現職に。妻はヘア&メイク、妹はモデルと家族そろっての美容好き。
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