気づいてないのはあなただけ?
翌朝までひきずる飲み会臭の恐怖

今年も、忘年会シーズン到来。社内や取引先からのお誘いが多くなるこの季節、当日の身だしなみ以上に気を付けたいのが、翌朝の衣服のニオイ……。実は、夏に比べてニオイ対策を怠りがちな冬こそ、自身が発する不快臭に気付いていない男たちが多いことが、ネオマーケティングが全国の20代~40代の男性会社員、OL、会社員の妻各150人(計450人)を対象に行った「働く男の冬のニオイと対策調査」で明らかとなった。

 

まずは、調査の結果を見ていこう。

 

■帰宅中の電車内で飲み会帰りの人のニオイが気になる
男性会社員 84.7%
OL 79.3%
会社員の妻 88.0%

 

■朝の電車内で前日飲み会があった人がニオイでわかる
男性会社員 76.0%
OL 70.0%
妻 69.3%

 

■このようなニオイを飲み会の翌朝まで残している男性会社員に対してどんな印象を持つか(OLの回答)

「不潔に思う」(88.7%)
「だらしない」(86.7%)
「自己管理ができない」(86.0%)
「一緒にいると恥ずかしい」(81.3%)
「好きな人でも冷める・がっかりする」(78.7%)

 

飲み会のニオイは、飲んだ直後はもちろん、翌朝まで残ってしまう強烈なニオイであること、そして女性たちはそのニオイに敏感で辛口な評価をしていることがこれで明らかとなった。しかし、ニオイを気にしているポイントを聞くと、衝撃的な事実が判明した。

 

注意すべきは靴下よりもジャケットの残り香だった!

 

■ニオイが気になるあなたの冬の衣服は?(男性会社員の回答)
「靴下」(45.3%)
「Yシャツ」(42.7%)
「インナー」(36.0%)

 

■ニオイが気になる男性の冬の衣服は?(OLの回答)
「Yシャツ」(49.3%)
「ジャケット」(44.7%)
「コート」(28.7%)

 

気づいただろうか……男たちが、直接肌に触れる衣服のニオイを気にしているのに対し、女性たちはジャケットやコートなど、洗濯しづらい衣服のニオイに反応していたのだ。

 

実は、飲み会のニオイの原因の多くは、衣服に付着したタバコ臭や焼肉などの食べ物臭にある。これらのニオイは、当然、ジャケットやコートなどに付着しやすく、男たちがニオイを気にしているインナー類は、毎日着替えるため、翌朝までは残らない。つまり、男たちは、ニオイを気にするポイントを勘違いしていたという事が、この調査で明らかとなった。

 

飲み会の度に洗濯することは不可能なスーツやコートだが、会社でも家庭でも「クサイ」と顔をしかめられないよう、帰宅後の消臭・芳香スプレーやこまめなクリーニング、陰干しなど、ニオイケアを心掛けたい。

 

文/GROOMEN編集部