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“お洒落”よりも“身だしなみ”。
その本質は「周囲への気遣い」

連載|キーワードで紐解くグルーメンへの道

お洒落やトレンドにも敏感なグルーメン読者に、流行りのワードやキーワードから、その本質を読み解くこの企画。今回のキーワードは「身だしなみ」。性別や服装のジャンルを問わず、このキーワードは頻繁に使われている。だが一方で、「お洒落」という言葉と混同して使われている印象も強い。

 

身だしなみ【み-だしなみ】
1 人に不快感を与えないように、言動や服装を整えること。また、その心掛け。
2 身分・境遇に応じて身につけておくべき教養や技芸。
<小学館 デジタル大辞泉より引用>

 

周囲への気遣いこそ「身だしなみ」

 

もちろん言葉上のことではあるが、「お洒落」が自分自身を良く見せるために服装などを洗練させる自己完結型の行動なのに対し、「身だしなみ」は周囲への気遣い。相手が受け取る印象を良くするための“心掛け”であること。この違いは意外なほど大きく、これこそがデキる男への第一歩だ。

 

となれば、身だしなみに気を配ることは、すぐにでも可能。例えばダイエットや頭皮ケアなどは、その結果を実感できるまでに時間が掛かるケースも少なくない。しかし、そこで慌てる必要はないのだ。心掛けてケアを始めた時点で、身だしなみに気を配ることに成功している。まずは、その心掛けを実行に移した自分を褒め、結果は後からついてくると悠然と構えていようではないか。

 

もちろんヘアスタイルやヒゲのスタイリングだってそう。マイナーチェンジを繰り返して、周囲がイイねと言ってくれるようになるまで続けていけばいいだけ。目標があれば、最初の失敗など恐れる必要はない。もっと楽しんでそれらをチョイスして、有意義なグルーメンライフをエンジョイしてはどうだろうか。「身だしなみ」の本質を理解していれば、デキる男になることは意外と簡単なことなのかもしれない。

 

文/中村 慶