電動式昇降デスクって実際どう?
リアルな使用感を購入者に直撃

在宅勤務が浸透し始めて早半年。最初は新鮮でメリットばかりが注目されていたが、それが日常となると少しずつ感じ方が変わってきたという人もいるだろう。

 

これまで当たり前に享受していたオフィス環境のありがたみを感じたり、自分の在宅環境に何が足りないのかが少しずつ見え始めたこの頃。より快適に整えるべく、家具や家電を購入する人が増えている。

 

オフィスと同じように、仕事に集中できる環境を作りたい、と考えた時に重要となってくるアイテムのひとつがデスク。作業スペースの広さや収納など、人によってこだわるポイントはさまざまだが、仕事のはかどり具合に大きく影響すると言っても過言ではない。

 

そんな中、最近良く耳にするようになった「昇降デスク」が気になっている人もいるのでは。

昇降デスクとは、デスク天面の高さを自分の好みで調整できるデスクで、椅子に座っての使用はもちろん、立ちながら使用する「スタンディングワーク」も快適だという。

 

デスクワークと聞くと、座りながらPCを使用している様子が1番に思い浮かぶが、海外の一部の研究では座る時間が多いと寿命に悪影響を及ぼすという結果も。

 

ヨーロッパを中心に浸透しているスタンディングワークは、下半身の血流悪化防止や姿勢の改善、腰痛の軽減といった健康面の他、集中力の向上や眠気防止などに効果があるとして近年注目が集まっていて、日本でも大企業を中心に少しずつ取り入れられ始めている。

椅子に腰かけて仕事をするのが当たり前、という考えはもう古いかもしれない。

 

昇降デスクはガス式、手動式、電動式の3タイプ。それぞれに良さがあるが、今回は電動式の昇降デスクを実際に購入したビジネスマンに使用感を取材。リアルな導入例は、購入検討中の人、スタンディングワークに興味がある人にとってきっと参考になるはず。

 

使っている電動式昇降デスクはコレ

今回取材させてもらった佐藤さんが使用しているのはFLEXISPOT(フレキシスポット)の電動式昇降デスク。

FLEXISPOTはスタンディングデスクをはじめ、チェアやモニターアーム、アクセサリ類などオフィス用品を多数扱うブランド。

そんなFLEXISPOTの電動式昇降デスクは、どんなインテリアにも馴染みやすいシンプルなデザイン。メモリー機能やアラーム機能なども搭載。天板を自由に変えられるので、インテリアにこだわりがある方にもオススメだ。

 

勤務先が全社的に在宅勤務に。

佐藤さんが昇降デスクの購入を決意したきっかけは、勤め先の会社が今後も永続的な在宅勤務を取り入れたことだった。

 

「在宅勤務の導入がまだ一時的な見通しだった頃は、もともと家にあったデスクを使って作業していました。ローテーブルやダイニングテーブルよりは快適でしたが、仕事用のものではなかったため、モニターを置くと使えるスペースが手狭で(下記写真参照)。

 

使いづらさを感じながらも、数ヵ月だけならこれでもなんとかなるかな?と思っていました。しかし、会社から今後もずっと在宅勤務になるという通達を受け、そうなると厳しいなと。デスクの買い替えを決めました。」

 

当初の在宅勤務スペース。

 

これからずっと使っていくデスク。毎日長時間向き合うものだからこそ、しっかりこだわって選びたいもの。

「システムエンジニアという仕事柄、基本的に1日中PCに向き合っているのですが、以前から肩コリや腰、足のだるさが気になっていました。もともと姿勢がいいほうではないこともあり、仕事中も気を抜くと猫背になってしまうのも悩みでしたね。

デスクの買い替えにあたって色々調べる中で昇降デスクは身体への負担が少ないことを知り、購入を決めました。

 

ガス式や手動式も見ていましたが、昇降するのが面倒くさくなって使わなくなるようなことは避けたいと思い、ワンタッチで簡単に希望の高さに調整できる電動式に。また、ガス式・手動式と比べてそこまで大きな金額の差がないことも背中を押しました。」

 

それ以外にこだわったのは、デスクの幅と奥行きのサイズ感だったそう。「PCとモニター、それに加えて筆記用具などを置いても余裕があって、デスクの上がスッキリ見えるサイズ感であることがマストでした。

FLEXISPOTのサイズ感はまさに理想でした。自由に天板を変えられるのも、飽きが来ず良いと思いました。

ちなみに昇降デスク以外だと、作業スペースが広く使いやすそうなL字型デスクも候補に挙がっていました。」

 

 

使ってみて実際どう?電動式昇降デスクのメリット

1.メモリー機能

「一番重宝しているのはメモリー機能です。何も考えずボタンを押すだけで高さを調整できるので、集中力を切らすことがない。動作音が静かなのも良いです。」

シンプルな操作ボタン。高さの調整はなんとミリ単位で可能だそう。

 

毎回の調整いらずで自分ぴったりの高さに合わせられるのは手動式やガス式にはないメリットと言える。

佐藤さんはトイレや休憩で席を外すタイミングでボタンを押して、席に戻った時には姿勢を変えて仕事を再開する、という使い方をしているそう。

 

 

「昇降デスク購入前は立って仕事をしたことがなかったのですが、実際やってみたらかなり良い。思ったより疲れないです。自宅だとどうしても集中できないことがあるけど、立ちながら仕事をするとほどよい緊張感が出て没頭できる。

足が疲れてきたらデスクの高さを変えて座り姿勢に切り替えています。」

 

 

長時間同じ姿勢でいると血行が悪くなってしまうが、立ったり座ったりといった簡単な動きだけでも、「第2の心臓」とも言われるふくらはぎの筋肉を動かすことができるので血流アップに効果的。

 

2.高さ調整が簡単

「今日は気分を変えて違う高さにしたい」そんな時の微調整も簡単。気分の切り替えがしやすい。

 

「今まではデスクの高さがすべての基準でした。デスクに合わせて椅子を変えたり、自分の背中を曲げたり…。それが当たり前だったので特に気にしたことはありませんでしたが。

座っていても立っていても、自分に合う高さで仕事に臨めるのがこんなに楽なのは驚きでした。

以前よりも姿勢を保つ意識をするようになりましたし、保ちやすくなったように思います。」

 

座りながらのデスクワークだと、つい姿勢が悪くなってしまいがち。

特に、首が前に出てしまう「ストレートネック」は、うつむいた姿勢でいることでなりやすくなるので注意が必要。慢性的な首の痛みや肩こり、片頭痛などを引き起こすことも。

自分に合った高さに調整できることで、常に正しい姿勢をキープしやすい。

 

3.机が動くことが新鮮で気分が上がる

「電動式昇降デスクそのものに対する感想なのですが、 “デスクが自動で上下する”ということ自体に気分が上がり気分転換になっています。機械やガジェットものが好きなので…。

昇降時の「ウィーン」という静かな運転音に毎回ときめくというか、心躍る自分がいます(笑)

マニアックな理由かもしれませんが、男の人だと「分かる」という人が結構いるんじゃないですかね。」

 

まとめ~FLEXISPOTの電動式昇降デスクはこんな人にオススメ~

・長時間のデスクワークをしている人

・PC使用や書き物など、日頃デスクに向き合う時間が長い人

・在宅勤務だと集中力が切れやすい人

・在宅勤務中の気分転換方法に悩んでいる人

・運動不足の人

 

これからはデスクが人に合わせる時代。身体に優しく、仕事効率向上にも効果的なスタンディングワークは、新しい働き方としてこれからますます拡がりを見せそうだ。

 

製品名:FLEXISPOT 電動式昇降デスク フレーム(天板別売り)

販売価格:48,100円(税込)

 

製品名:FLEXISPOT 電動式昇降デスク 天板(120×60サイズ)

販売価格:12,000円(税込)

 

FLEXISPOT 公式サイト