「草食系」に始まり、近頃では「塩系」や「ヌクメン」などという新ジャンルが確立されるなど、清潔感のある好印象な見た目は、もはや男の必須条件と言っても過言ではない。世間の目が肥えた分、薄毛やメタボ、肌荒れといった、グルーメン世代であれば誰もが一度は気にしたことがあるであろう悩みに対する評価も厳しくなっているのが現実だ。そんな中、メンズ美容を専門とするAGAメンズ品川クリニックが20代から40代の女性1,200人を対象に行なった「男性の見た目」に関する調査にも耳の痛い意見が寄せられた。
20代女性の3人にひとりが「薄毛男性は嫌!」と回答
男性の見た目の問題として1番に挙げられたのが「肥満」。しかしこれは全体の数字であって、20代女性に注目してみると「肥満よりも薄毛の方が嫌だ」とする意見が多く、35.5%。じつに3人にひとり以上が「薄毛がもっとも気になる」としている。また、「夫や彼氏など身近な男性が薄毛になったら?」との質問には65.3%もの人が「嫌だ」と回答。30代・40代女性の半数以上が「気にしない」と回答したのに比べ、突出して多い結果となった。中には、「服装で若作りをしていても、薄毛と分かった瞬間、一気に年齢を感じてしまう」などと思わず我が身を振り返るシビアな意見も見受けられた。
調査を行なったAGAメンズ品川クリニックの医師に聞いたところ、男性からは薄毛の他にも肥満や肌荒れ、最近では加齢によるシミやシワなどの相談も増えているという。相手に不快感を与えるようではプライベートはおろか、仕事も一歩出遅れてしまうかも? 本気で男を磨くならプロの手に委ねてしまうのもひとつの策といえるだろう。
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文/藤田繭