筋肉つけるなら!オススメホエイプロテインを編集部でガチ比較

まとめ

ホエイプロテインと一口に言っても、たんぱく質以外の成分やフレーバー、添加物の有無などひとつひとつに各社のこだわりと個性が感じられた。

今回調査したプロテインに関して、各評価軸基準で見た結果を簡潔にまとめよう。自分が重視したいポイントで特に優れているのはどのプロテインか、選ぶ参考にしてほしい。

 

1食あたりのたんぱく質量

筋肉の材料で、身体を強く大きくしていくために欠かせないたんぱく質。厚生労働省が推奨するたんぱく質の1日における摂取量は、成人男性で65g、成人女性で50gだ。しかし、1度の摂取で体内に吸収できる量には限りがあり、「摂れば摂るほど筋肉になる」という訳ではないので注意。1食あたり15~30gを目安として摂取するのがオススメ。

今回の調査では全てのプロテインが1食あたり15g以上と大きな差はつかなかったが、20g以上のたんぱく質を含んでいるのはこちら。

ULTORA ホエイダイエットプロテイン(22.6~23.8g)

ボディプラスインターナショナル バルクスポーツ ビッグホエイグルメ(21.0g)

RIZAP MUSCLE PRO.(20.8g)

Realstyle be LEGEND(20.0~21.8g)

 

1食あたりのエネルギー量

見落としがちなのがエネルギー量、いわゆる「カロリー」だ。通常の食事で摂取するカロリーにプロテイン分がプラスされることを考えると、できるだけ低カロリーなものを選びたいところ。水以外の飲み物に溶かす場合はその分のカロリーがさらに加わることも念頭に置いておくと良いだろう。1食あたりのエネルギーが100kcal未満と比較的低カロリーだったプロテインはこちら。

グリコ パワープロダクション ホエイプロテイン(73.0kcal)

明治 SAVAS(ザバス) ホエイプロテイン100(83.0kcal)
RIZAP MUSCLE PRO.(95.7kcal)

 

溶けやすさ

全体的にだまや溶け残りはほとんど見られなかったが、口当たりまで加味するとサラリとしたものからとろみのあるもの、舌ざわりがざらっとのこるものなど各プロテインで特徴がみられたように思う。

溶けやすさが高評価かつ、水になじみサラリと飲みやすいと感想が上がったのはこちらのプロテイン。

グリコ パワープロダクション ホエイプロテイン

 

1食あたりのコストパフォーマンスの良さ

成分が重要であることは言うまでもないが、1日あたり1~2回飲むことを考えると続けやすい価格であるかどうかもチェックポイントのひとつ。1食あたりの価格が今回調査した中では唯一100円以下となったのがこちら。

Realstyle be LEGEND(78.7円~93.9円)

 

美味しさ(編集部3人の評価の平均値)

フレーバーはプロテイン本来の風味になじみやすい「甘味」を活かしたものが多かったが、調査員それぞれが好む甘さレベルで評価が大きく分かれた。

甘味が苦手な人やプロテイン本来の風味に抵抗がない人は調査員D.Yの感想、普段の食生活でも甘いものを好む人やプロテインに初挑戦するという人には調査員M.A、S.Mの感想がより近く、参考になるのではないかと思う。

中でも平均値が高評価となったのは以下のフレーバー。

Realstyle be LEGEND ベリーベリーベリー風味(4.3)

ボディプラスインターナショナル バルクスポーツ ビッグホエイグルメ(4.0)

 

 

効率よく筋肉をつけたいのであればたんぱく質以外の栄養素も要チェック。筋肉の材料であるたんぱく質が多く含まれているに越したことはないのだが、その働きをサポートする成分が含まれているかどうかも見逃せないポイントだ。

身体のコンディションを整えるビタミンB群、激しい運動により酸化しやすくなった身体を回復させてくれるビタミンC、骨と筋力の維持に欠かせないビタミンDの他、筋肉の代謝や合成に関わるBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)が含まれているか、糖質脂質の含有量、アミノ酸スコアにも注目しよう。

 

とはいえ、こればかりは実際に試してみるのが間違いないだろう。お試しサイズを販売しているブランドもあるので、自分にぴったりの「相棒」を是非見つけてほしい。

 

※結果・感想は、編集部独自の検証によるものです。すべての人がこれと同じ結果を得られるとは限りません。

 

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